× Are you play tennis?(あなたはテニスをしますか?)
この文は、おかしいです。
どこがおかしいのか、ここで解決していきましょう!
このページでは、be動詞と一般動詞についてのまとめです。
英語の文には、主語が1つ・動詞が1つ
英語の文には主語が1つ・動詞が1つ入ります。
この事については、コチラで解説しています。
動詞は大きく分けて2種類。be動詞と一般動詞
動詞は、大きくわけて2種類あります。
1つは、be動詞。
2つ目は、一般動詞です。
動詞は2種類。
be動詞と一般動詞。
名前は違うけれど、どっちも動詞!
be動詞とは?
be動詞とは、am, are, is といったものです。
am, are, is と単語は違うけど、意味は全部一緒です。
「~です。」って日本語訳されることが多いです。
am, are, is 以外のbe動詞もあります。
だけど、今回はこの3つを中心にみていきましょう。
さて、ここからが重要です。
意味は全部一緒なんだけど、主語に応じて使い分けをしなければいけません。
そう、主語でbe動詞が決まります。
使い分け方を表にしてみました。
主語 | be動詞 |
I | am |
You、複数(2人、2つ以上のこと) | are |
その他 | is |
この表にあてはめながら、be動詞を使い分けてしまえばオッケーです。
例えば、
- 主語が「I (わたしは)」であれば ⇒ be動詞は「am」
- 主語が「You (あなたは)」であれば ⇒ be動詞は「are」
- 主語が「He (彼は)」であれば ⇒ be動詞は「is」
まだまだいきましょう!
- 主語が「We (私たち)」であれば ⇒ be動詞は「are」
(私たち は、2人以上) - 主語が「They (彼ら)」であれば ⇒ be動詞は「are」
(彼ら は、2人以上) - 主語が「Tom and Ken」であれば ⇒ be動詞は「are」
(Tom と Ken 合わせて2人なので、複数ですね) - 主語が「Tom」であれば ⇒ be動詞は「is」
( Tomって、I でもないし・Youでもないし・複数でもない。Tomはその他に分類されます。だから、be動詞は is です。)
こんな感じに、表にあてはめていけばbe動詞は使いこなせます。
be動詞の肯定文
肯定分とかなにやら難しい用語ですが、普通の文のことです。
たとえば、
- I am John. (私は、ジョンです。)
- You are Tom. (あなたは、トムです。)
- He is Ken. (彼は、ケンです。)
これが肯定文。
ふっつーーーの文のことです。
では次に、主語と動詞の数をかぞえてみます。
英語の文には、主語が1つ・動詞が1つ入ることは覚えてますか?
- I am John. (主語:I 動詞:am)
- You are Tom. (主語:You 動詞:are)
- He is Ken. (主語:He 動詞:is)
どの文もちゃんと、主語1つ・動詞1つありますね(°∀°)b
一般動詞
次は、一般動詞をみていきます。
一般動詞には、
- play (~する)
- like (~が好き)
- know (~を知っている)
- use (~を使う)
- practice (~を練習する)
- have (~を持っている、~を食べる)
などなど、このような単語があります。
もっと簡単にいえば、
be動詞以外の動詞は、全て一般動詞です。
なので、一般動詞のほうが圧倒的に多いんですよね~。
一般動詞の肯定文
一般動詞の肯定文もみていきましょう。
今回の例文では、
- play ~をする
- use ~を使う
- know ~を知っている
この3つの一般動詞を使って例文をつくってみました。
まずは、ダメな文からいきます。
× You are play tennis.
この文がダメな理由わかりますか?
そう、動詞が2つ続いてるところです。
原則として、英語の文には主語1つ・動詞1つです。
× You are play tennis.
are (be動詞)と、play(一般動詞)があるからダメ。
正しい文にするには、どっちか消さなければなりません。
「are」 を消すか、「play」 を消すか。
意味を考えれば、「are」を消すべきですね。
You are tennis.(あなたは、テニスです。)
文法的には正しいですが、人に向かって「あなたはテニスです。」
なんてわけわかりません(笑)
〇 You play tennis.(あなたはテニスをします。)
その他の例文も。
- You use a computer. (あなたは、コンピューターを使います。)
- I know Ken. (私は、ケンを知っています。)
主語・動詞の数を確認してみましょう。
- You use a computer. (主語:You 動詞:use)
- I know Ken. (主語:I 動詞:know)
ちゃんと、主語1つ・動詞1つある!
be動詞の疑問文・否定文
次は、be動詞の疑問文と否定文についてです。
疑問文とは、「~ですか?」と文の最後に ?(クエスチョンマーク) をつけて尋ねる文のことです。
否定文とは、「~ではありません。」と内容を否定する文のことです。
それぞれbe動詞の疑問文・否定文の作り方をみていきましょう。
be動詞の疑問文
be動詞の疑問文の作り方は簡単です!
be動詞を文の最初にもってくるだけで完成~!
● be動詞の肯定文
- You are Tom. (あなたは、トムです。)
- He is Ken. (彼は、ケンです。)
- Are You Tom? (あなたは、トムですか。)
- Is He Ken? (彼は、ケンですか。)
ここでも、主語・動詞の数をみてみると、
- Are You Tom? (主語:You 動詞:are)
- Is He Ken? (主語:He 動詞:is)
主語・動詞それぞれ1つずつあります。
be動詞の否定文
be動詞の否定文の作り方は、be動詞のうしろに not を入れれば完成です。
● be動詞の肯定文
- I am John. (私は、ジョンです。)
- You are Tom. (あなたは、トムです。)
- He is Ken. (彼は、ケンです。)
- I am not John. (私は、ジョンではありません。)
- You are not Tom. (あなたは、トムではありません。)
- He is not Ken. (彼は、ケンではありません。)
主語・動詞の数も大丈夫ですね。
- I am John. (主語:I 動詞:am)
- You are Tom. (主語:You 動詞:are)
- He is Ken. (主語:He 動詞:is)
一般動詞の疑問文、否定文
次は、一般動詞の疑問文・否定文をみていきましょう!
あと、be動詞と一般動詞って名前が違うけど、どっちも動詞!
一般動詞の疑問文
こっからが、つまずくとこだったります。
では、一般動詞の疑問文「~ですか?」を作ってみます。
まずは、ダメな例からみていきましょう。
初めの頃、よーくやっちゃうミスです。
× Are you play tennis?
これがダメな理由わかりますか?
ダメな理由は、動詞が2つあるからです。
「Are」はbe動詞、「play」は一般動詞。
動詞2つ入ってるよー×
また、他の間違った例として、
× Play you tennis?
一般動詞(play)を文の最初にもってくるパターン。
be動詞の疑問文は、be動詞を最初に持ってこれば疑問文になりますよね。
じゃあ、一般動詞も文の最初にもってこれば疑問文になるんじゃね??
っていう理論です。
ですが、一般動詞の場合はこれができないんですよ。
一般動詞を最初にもってきても疑問文にはならない。
じゃあ、一般動詞の疑問文はどうすればいいの?
一般動詞の疑問文を作るときは、「Do」を文の最初で使います。
〇 Do you play tennis? (あなたはテニスをしますか?)
主語:you 動詞:play
これでOK!
ちゃんと、主語が1つ・動詞が1つです。
その他の例文も。
- Do you use a computer? (あなたは、コンピューターを使いますか。)
主語・動詞の数はというと、
- Do you use a computer. (主語:You 動詞:use)
一般動詞の否定文
最後に一般動詞の否定文をみていきましょう。
be動詞の否定文は、be動詞のうしろに「not」をいれるだけで大丈夫でした。
しかし、一般動詞はそれがダメなんです。
× I play not tennis.
× I not play tennis.
2つともダメェーな文章です。
一般動詞の否定文は、疑問文でも使った「Do」が必要です。
〇 I do not play tennis.(私はテニスをしません。)
主語:I 動詞:play
これで出来上がり!
一般動詞の前に、「do not」をいれると否定文が出来ます。
主語・動詞の数もそれぞれ1つずつですね。
「do not」を短縮して、「don’t」という形が一般的です。
〇 I don’t play tennis.
be動詞と一般動詞の違いをみてきました。
作り方が全然ちがいますよねー。
だから、ちゃんと区別しなきゃいけません!
最後に
原則として、英語の文には主語1つ・動詞1つです。
くどいですが、めっちゃ重要なことです。
しかし、これから文法の勉強を進めていくと1つの文に主語が2つ以上・動詞が2つ以上入ってる文に出合うと思います。
こんな感じの文です。
- I know that you play tennis.(that節)
- If it is fine tomorrow, we will play tennis. (接続詞)
あれだけ主語が1つ・動詞が1つとか言いながら、2つ以上入ってる文があるんですよ。
ちなみに、上の文は正しいです。
それは、ちゃんと文法のルールに沿ってるからです。
主語2つ以上・動詞2つ以上だすには、使わなきゃいけない文法というのがあります。
言い換えれば、好き勝手に主語と動詞はだせないということです。
そう、ちゃんと文法を使わなきゃいけません!
これでbe動詞と一般動詞の使い分け方はおしまい~
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