このページでは、過去形のbe動詞・一般動詞を中心にまとめました。
Do, Does は過去形で使えませんよ!
では、いってみよう!
be動詞の過去形
be動詞の過去形は、
- was
- were
の2つです。
意味は2つとも同じ。
「~でした」と訳されます。
ただ、主語によって使い分ける必要があります。
使い分けの表はコチラ
主語 | be動詞(現在形) | be動詞(過去形) |
I | am | was |
You、複数(2人、2つ以上) | are | were |
その他 | is | was |
現在形のbe動詞を基準に考えるとわかりやすいです。
- am, is の過去形は ⇒ was
- are の過去形は ⇒ were
現在形のbe動詞は3つあります ⇒ am, are, is
しかし、過去形のbe動詞は2つしかありません ⇒ was, were
was, were を使った文
例文でwas, were の使い方を見てみましょう!
I am busy. (私は忙しいです。)
この文を過去形にすると
I was busy yesterday. (私は昨日忙しかったです。)
こうやって過去形に変えることができます。
You are busy. (あなたは忙しいです。)
この文の過去形は、
You were busy yesterday. (あなたは昨日忙しかったです。)
他の例文でも確認。
- He was busy yesterday. (彼は昨日忙しかったです。)
- Ken was busy yesterday. (ケンは昨日忙しかったです。)
- Ken and Yumi were busy yesterday. (ケンとユミは昨日忙しかったです。)
一般動詞の過去形
一般動詞を過去形にする方法は2つあります。
- 動詞の最後に ed を付ける (規則変化)
- 動詞の形が変わる (不規則変化)
動詞の最後に ed を付けて過去形にする。
- play ⇒ played
- stay ⇒ stayed
動詞の形を変えて、過去形にする。
- eat (食べる) ⇒ ate
- make (作る) ⇒ made
- come (来る) ⇒ came
- know (知っている) ⇒ knew
動詞の形が変わって過去形になる単語は、覚えないといけません。
一般動詞の過去形を使った文
一般動詞の過去形を使った例文です。
- I played tennis yesterday. (私は昨日テニスをしました。)
- You played tennis yesterday. (あなたは昨日テニスをしました。)
- He played tennis yesterday. (彼は昨日テニスをしました。)
- I used this computer. (私は昨日このコンピュータを使いました。)
3単現の s が付いたまま過去形になることはありません。
× He playsed tennis yesterday.
3単現の s は消えます。
〇 He played tennis yesterday. (彼は昨日テニスをしました。)
一般動詞に ed を付ける時の注意点
単語によって ed の付け方が変わります。
語尾(単語の一番後ろ)が、e で終わる動詞は ⇒ “d” だけ付ける
- live (住む) ⇒ lived
- use (使う) ⇒ used
- like (好き) ⇒ liked
語尾(単語の一番後ろ)が、「子音字 + y」で終わる動詞 ⇒ y を i に変えて “ed”を付ける
※ 子音字とは、a, i, u, e, o 以外の文字をさします。
- study (勉強する) ⇒ studied
- try (ためす、挑戦する) ⇒ tried
語尾を重ねる単語もあります。
stop (止まる) ⇒ stopped
重なる単語にも法則はあります。
ただ、ここではカットします。
stop だけ覚えちゃえば十分です(°∀°)b
be動詞の過去形の疑問文・否定文
be動詞の過去形の疑問文・否定文は、現在形と同じです。
- 疑問文 ⇒ 文の最初にbe動詞をもってくる
- 否定文 ⇒ be動詞の後ろに not を付ける
be動詞の過去形の疑問文
You were busy yesterday. (あなたは昨日忙しかったです。)
疑問文にすると、
Were you busy yesterday? (あなたは昨日忙しかったですか?)
です。
他の例文でも確認。
- He was busy yesterday. (彼は昨日忙しかったです。)
- Ken was busy yesterday. (ケンは昨日忙しかったです。)
- Ken and Yumi were busy yesterday. (ケンとユミは昨日忙しかったです。)
- Was he busy yesterday? (彼は昨日忙しかったですか。)
- Was Ken busy yesterday? (ケンは昨日忙しかったですか。)
- Were Ken and Yumi busy yesterday? (ケンとユミは昨日忙しかったですか。)
be動詞の過去形の否定文
否定文は、be動詞の後に not をつけます。
You were busy yesterday. (あなたは昨日忙しかったです。)
この文を否定文にすると、
You were not busy yesterday. (あなたは昨日忙しくありませんでした。)
です。
他の例文でも確認。
- He was busy yesterday. (彼は昨日忙しかったです。)
- Ken was busy yesterday. (ケンは昨日忙しかったです。)
- Ken and Yumi were busy yesterday. (ケンとユミは昨日忙しかったです。)
- He was not busy yesterday. (彼は昨日忙しくありませんでした。)
- Ken was not busy yesterday. (ケンは昨日忙しくありませんでした。)
- Ken and Yumi were not busy yesterday. (ケンとユミは昨日忙しくありませんでした。)
短縮形が一般的
- was not ⇒ wasn’t
- were not ⇒ weren’t
このように短縮されるのが一般的です。
- He wasn’t busy yesterday. (彼は昨日忙しくありませんでした。)
- Ken wasn’t busy yesterday. (ケンは昨日忙しくありませんでした。)
- Ken and Yumi weren’t busy yesterday. (ケンとユミは昨日忙しくありませんでした。)
一般動詞過去形の疑問文・否定文
一般動詞の過去形の疑問文・否定文は、
- 疑問文 ⇒ 文の最初に Did を使う
- 否定文 ⇒ didn’t を一般動詞の前に使う
一般動詞過去形の疑問文
You played tennis yesterday. (あなたは昨日テニスをしました。)
この文を疑問文に変えていきましょう!
〇 Did you play tennis yesterday? (あなたは昨日テニスをしましたか?)
主語:you 動詞:play
これで完成!
一般動詞の過去形を疑問文にするときは、文の最初に Did を付けます。
それから、
動詞に付いていた “ed” は取ります。(元の形に戻す)
● ed じゃない動詞の場合
You ate sushi yesterday. (あなたは昨日すしを食べました。)
疑問文:Did you eat sushi yesterday? (あなたは昨日すしを食べましたか。)
動詞を元の形に戻します。
以下は、ダメな例です。
× Did you played tennis yesterday?
played に “ed” が付いたまま。
取らないといけない!
× Do you played tennis yesterday?
過去形の場合は、Doを使って疑問文にはできない。
× Were you play tennis yesterday?
動詞が2つあるからダメ×
動詞:were, play
これがダメな理由は、コチラで解説しています。↓
⇒ ゴリラでも分かるbe動詞と一般動詞の使い分け方。
他の例文でも疑問文を作ってみましょう。
- Ken played tennis yesterday. (ケンは昨日テニスをしました。)
- Yumi used a computer yesterday. (ユミは昨日コンピューターを使いました。)
- You made sushi yesterday. (あなたは昨日すしを作りました。)
この2つの文を疑問文にすると、
- Did Ken play tennis yesterday? (ケンは昨日テニスをしましたか。)
- Did Yumi use a computer yesterday? (ユミは昨日コンピューターを使いましたか。)
- Did you make sushi yesterday? (あなたは昨日すしを作りましたか。)
一般動詞過去形の否定文
次は、一般動詞過去形の否定文を作ってみましょう。
You played tennis yesterday. (あなたは昨日テニスをしました。)
〇 You didn’t play tennis yesterday. (あなたは昨日テニスをしませんでした。)
主語:you 動詞:play
完成!
一般動詞の過去形を否定文にするときは、一般動詞の前に didn’t(did not)
を付けます。
また、動詞についていた “ed” は取ります。(元の形に戻す)
以下は、ダメな例です。
× You played not tennis yesterday.
× You were not played tennis yesterday.
一般動詞の過去形の否定は、一般動詞の前にdidn’tを使う!
他の例文でも否定文を作ってみましょう。
- Ken played tennis yesterday. (ケンは昨日テニスをしました。)
- Yumi used a computer yesterday. (ユミは昨日コンピューターを使いました。)
- You made sushi yesterday. (あなたは昨日すしを作りました。)
この2つの文を否定文にすると、
- Ken didn’t play tennis yesterday. (ケンは昨日テニスをしませんでした。)
- Yumi didn’t use a computer yesterday. (ユミは昨日コンピューターを使いませんでした。)
- You didn’t make sushi yesterday. (あなたは昨日すしを作りませんでした。)
まとめ
過去を表す単語
例文では全部 yesterday(昨日) を使いました。
でも、過去を表す単語は他にもあります。
〇〇 days ago | 〇〇日前 |
three days ago | 3日前 |
five days ago | 5日前 |
〇〇 weeks ago | 〇〇週間前 |
two weeks ago | 2週間前 |
five weeks ago | 5週間前 |
〇〇 years ago | 〇〇年前 |
two years ago | 2年前 |
five years ago | 5年前 |
last + 〇〇 | 前の〇〇 |
last Sunday | 先週の日曜日 |
last Wednesday | 先週の水曜日 |
last week | 先週 |
last month | 先月 |
last year | 去年 |
- two days ago
- two weeks ago
- two years ago
数字が複数のとき、days, weeks, years と複数の s が付きます。
動詞の形で過去形かどうかわかる!
過去形かどうかは、動詞の形でわかります。
たとえば次の文。
You played tennis. (あなたはテニスをしました。)
最後に yesterday(昨日) という単語がなくても過去形です。
なぜなら、play に ed が付いてるから!
文の最後に、yesterday (昨日) とか、last year (去年)
って単語が絶対あるわけではありません。
動詞が過去形になってれば、文は過去のことです★
過去形のbe動詞・一般動詞はこれでおしまい~
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