- Tom plays tennis. (トムは、テニスをします。)
- You play tennis. (あなたは、テニスをします。)
①の文では、playに s が付いてます。
②の文では play に s が付いていません。
なぜかわかりますか?
続いてコチラの文
- Does Tom play tennis? (トムは、テニスをしますか。)
- Do Tom and Ken play tennis? (トムとケンは、テニスをしますか。)
①の文では、Doesが使われているのに対し、
②の文では、Doが使われています。
なぜでしょうか?
このページでは一般動詞に付く s について、
それから、Does を使った疑問文・否定文について学習していきます。
ちなみに、めっちゃ簡単です。
テンプレを使えば楽勝です!
では、いってみよう!
一般動詞に付く s は、「3単現のs」
- Tom plays tennis.
このように、一般動詞に付く s のことを「3単現のs」と言います。
ちょっと、ここで確認事項です。
動詞って2種類あったのは覚えてますか?
「be動詞」と「一般動詞」ですね!
今回やる3単現のsは、一般動詞だけに限ります。
なので、be動詞は一切関係ありません。
また、3単現の s の名前の由来は
- 3人称
- 単数
- 現在
から来ています。
あと、3人称って言葉は忘れて下さい。
ここでは、3人称とかムズカシイ言葉は捨てます。
単数というのは、1つ・1人のことです。
2つ以上・2人以上のことを複数といいます。
3単現のsは一般動詞に付く。
be動詞には付かない。
3単現のsは、テンプレを使えば余裕
3単現のsの付け方には、法則があります。
以下がその法則です。
この法則は覚えて下さい。
- 主語が「I と you 以外」で、
- 主語が「単数」で、
- 文が「現在の時」
この3つ全部に当てはまった時、一般動詞に s が付きます。
3つ全部当てはまってなければ、一般動詞に s は付きません。
どれか1つでも当てはまらない時は、動詞にsは付かないので注意してください。
では、練習問題をやってみましょう!
この文って3単現の s はつく?
I like sushi. (私は寿司が好きです。)
例文)I like sushi. (私は、すしが好きです。)
さっそく、3単現のsの条件にあてはめてみましょう。
- 主語が「Iとyou以外」で、
- 主語が「単数」で、
- 文が「現在の時」
主語は「I」です。
「I」は、条件の1つである「Iとyou以外」という項目に当てはまっていません。
なので、動詞である「like」にsは付きません。
They like sushi. (彼らは寿司が好きです。)
例文) They like sushi. (彼らは、すしが好きです。)
3単現のsの条件にあてはめてみましょう。
- 主語が「Iとyou以外」で、
- 主語が「単数」で、
- 文が「現在の時」
例文の主語は「They (彼ら)」です。
Theyは「I と you以外」ですね。
これは当てはまってる〇
じゃあ次の条件である、「主語が単数」はどうでしょうか?
“They”は、”彼ら” と2人以上を表す単語です。
2人以上だから、複数ですね!
そしたら、主語は単数じゃない×
なので、「like」に s は付きません。
We like sushi. (私たちは寿司が好きです。)
例文) We like sushi. (私たちは、すしが好きです。)
テンプレ使いますよ、はい!
- 主語が「Iとyou以外」で、
- 主語が「単数」で、
- 文が「現在の時」
主語は「We (私たち)」です。
Weだから「I と you以外」だよね~〇
でも、”We”って”私たち”って意味だから…2人以上!(複数)
主語が「単数」じゃないから「like」にsは付きません。
He (like / likes) sushi. (彼は寿司が好きです。)
例文) He (like / likes) sushi. (彼は、すしが好きです。)
like と likes どっちが正しいですか?
- 主語が「Iとyou以外」で、
- 主語が「単数」で、
- 文が「現在の時」
主語は「He (彼は)」です。
- Heは「Iとyou以外」の単語 〇
- Heは「彼は」と言う意味で「単数 (1人)」 〇
- 最後に、「現在」の文です。
現在かどうかの判断は、文の中の単語で判断できます 〇
もし文が過去の事であれば、過去を示す単語(yesterday, last week, last yearなど)で判断できます。
未来の事であれば「will」「be going to」といった単語が含まれます。
3単現のsが付く条件に全て当てはまってます。
なので、「like」にsが付きます。
Ken (like / likes) sushi. (ケンは寿司が好きです。)
例文) Ken (like / likes) sushi. (ケンは、すしが好きです。)
もう慣れてきましたか?
- 主語が「Iとyou以外」で、
- 主語が「単数」で、
- 文が「現在の時」
主語は「Ken (ケン)」です。
- Kenは「Iとyou以外」の単語 〇
- Kenは「ケン」は1人なので「単数」 〇
- そして、過去や未来を示す単語が文の中に入ってないので、現在形 〇
3単現のsが付く条件に全て当てはまってます。
Ken and Yuki like sushi. (ケンとユキは寿司が好きです。)
最後の例文です。
例文) Ken and Yuki (like / likes) sushi. (ケンは、すしが好きです。)
- 主語が「Iとyou以外」で、
- 主語が「単数」で、
- 文が「現在の時」
主語は「Ken and Yuki (ケンとユキ)」です。
Ken and Yukiは「Iとyou以外」〇
しかし、Ken and Yukiは「ケンとユキ」で2人です ×
つまり、複数。
主語が単数じゃないので、「like」にsが付きません。
こうやってテンプレにあてはめていくと簡単じゃないですか?
次は、3単現の s が付いた文を疑問文・否定文に変えてみます。
3単現の s が付いた文の疑問文・否定文の作り方
3単現のs【疑問文】
He likes sushi. (彼は、すしが好きです。)
この文を疑問文に変えていきましょう!
〇 Does he like sushi? (彼は、すしが好きですか?)
主語:he 動詞:like
これでOK!
3単現の s がついた文を疑問文にするときは、文の最初に Does を付けます。
それからもう1つ重要なことは、
動詞に付いていた “s” は取ります。
以下は、ダメな例です。
× Does he likes sushi?
likes に “s” が付いたまま。
取らなければいけない。
× Do he likes sushi?
3単現の s が付く場合は、Doを使って疑問文にはできない。
他の例文でも疑問文を作ってみましょう。
- Ken plays tennis. (ケンは、テニスをします。)
- Yumi uses a computer. (ユミは、コンピューターを使います。)
この2つの文を疑問文にすると、
- Does Ken play tennis? (ケンは、テニスをしますか。)
- Does Yumi use a computer. (ユミは、コンピューターを使いますか。)
と、なります。
だって、動詞についてた “s” を取っちゃうから。
3単現のs【否定文】
次は、否定文に変えてみましょう。
He likes sushi. (彼は、すしが好きです。)
〇 He doesn’t like sushi (彼は、すしが好きではありません。)
主語:he 動詞:like
これで完成!
3単現の s がついた文を否定文にするときは、一般動詞の前に doesn’t (does not)
を付けます。
ここでも、動詞についていた “s” は取ります。
以下は、ダメな例です。
× He likes not sushi.
× He is not likes sushi.
他の例文でも否定文を作ってみましょう。
- Ken plays tennis. (ケンは、テニスをします。)
- Yumi uses a computer. (ユミは、コンピューターを使います。)
この2つの文を否定文にすると、
- Ken doesn’t play tennis? (ケンは、テニスをしません。)
- Yumi doesn’t use a computer. (ユミは、コンピューターを使いません。)
3単現の s が付いた文の疑問文・否定文の作り方は、こんな感じです。
3単現の s の特殊な形
基本的に、”s”は一般動詞の最後に付けます。
ただ、動詞によって “s” の付け方が変わる時があります。
例えば、haveの場合。
haveに 3単現のsを付けると ⇒ has
になります。
haves とはならないので注意です。
他には、”teach (教える)”に3単現のsを付けると ⇒ teaches
“s” だけじゃなくて”es”を付けます。
study (勉強する)に3単現のsが付くと ⇒ studies
y を i に変えて “es”を付けます。
この特殊な変化は、規則を覚えるしかありません。
語尾(単語の一番後ろ)が、s, o, sh, ch で終わる動詞は ⇒ “es” 付ける
- go (行く) ⇒ goes
- teach (教える) ⇒ teaches
- wash (洗う) ⇒ washes
語尾(単語の一番後ろ)が、「子音字 + y」で終わる動詞 ⇒ y を i に変えて “es”を付ける
※ 子音字とは、a, i, u, e, o 以外の文字をさします。
- study (勉強する) ⇒ studies
- try (ためす、挑戦する) ⇒ tries
まとめ
- 主語が「Iとyou以外」で、
- 主語が「単数」で、
- 文が「現在の時」
テンプレに当てはめていけば楽勝!
これで3単現の s はおしまい~
次の文法>> 代名詞!He,himの使い分け方
前の文法<< be動詞と一般動詞の使い分け方。