どんなに長い英文でも文型に当てはめて文章を読み進めていくと意味がとりやすく、読解の手助けになってくれます。文型を覚え、理解しておくことによって今後も英文を読む際に役にたってくれます(°∀°)b
最初は、文型を意識しながら英文を読むことになりますが、次第に文型に当てはめながら英文を読むにつれて慣れていき、意識しなくても文型を使って読めるようになってきます。
道具と同じで使い慣れてくると感覚で扱えるように、文型も使い慣れてくると意識しなくても潜在意識が英文に反応して無意識のうちに文型に当てはめながら文章を読むことが出来るようになると思います。(・∀・)
そんな第5文型を以下にまとめてみました(・∀・)
動詞は重要!
動詞は英文を読み進めていく上で一番大事な要素です。文章が長く複雑な文で意味をとるのが難しいと感じたときは、まず初めに動詞探しから行うことをお勧めします。
また、この動詞が文型を決定しています。
第1〜5文型の中には必ず動詞が入っています。
文型を学ぶ前に…
万が一、品詞や文の要素、自動詞・他動詞といったことが分からない場合は、文型を学ぶ前に学習しておくことをお勧めします。
⇒ 絶対に知ってないとダメ!英語初心者が文法を学ぶ時に知っておくべき事とは?
修飾語句(M)
修飾語句とは、名のごとく修飾をする要素です。
S、V、O、Cと違って文の要素にはなれません。
この修飾語が文章を複雑にさせる原因だったりします( °д°)
修飾語句(M)は文要素になれないため、( )でくくりました。
S V (第1文型)
第一文型は一番シンプルな文型。主語と動詞だけで文の骨格ができあがっています。
S(主語)がV(動詞)するといった意味をとります。
しかし実際の英文では修飾語句(M)が文中によく入り、主語と動詞だけといった極端に短い英文は稀です。
例文)
・I run.
(私は走ります。)
・I swim in the sea.
(私は海で泳ぎます。)
・He smiled.
(彼は笑った。)
・The mountain suddenly appeared (from behind the clouds).
(雲の向こうに突然山が現れた。)
[suddenlyはappearedを修飾する副詞]
He talked (with me).
(彼は私と話しました。)
S V C (第2文型)
第2文型は、S(主語)、V(動詞)、C(補語)でなりたっている文型です。
この文型を取る代表的な動詞はbe動詞(°∀°)
SVCは、S = Cといった主語と補語がイコール関係になっています。
例文)
・He is my teacher.
(彼は私の先生です。)
「He(彼)=teacher(先生)」
・You are kind.
(あなたは親切です。)
「You(あなた)=kind(親切)」
・She is beautiful.
(彼女は美しいです。)
「She(彼女)=kind(親切)」
be動詞以外にも第2文型をとれる動詞があるので覚えておくと良いと思います。
第2文型で使われる一般動詞)
become, smell, appear, get, sound, feel, taste, など
・This coffee smells good.
(このコーヒーは良い匂いがする。)
「This coffee=good」
・She became a singer.
(彼女は歌手になった。)
「She=a singer」
S V O (第3文型)
第三文型は、S(主語)、V(動詞)、C(目的語)でなりたっている文型です。
SVOは、S(主語)がO(目的語)をV(動詞)するといった意味をとります。
第二文型と違い、S ≠ O と主語と目的語はイコールにはなりません。
・I play tennis (in the park).
(私はテニスをします。)
・He has a car.
(彼は車を持っています。)
・You speak English.
(あなたは英語を話します。)
S V O O (第4文型)
第4文型は、S(主語)、V(動詞)、O(目的語)、O(目的語)でなりたっている文型です。第3文型にさらに O を付け加えたもので、SがOにOをVするといった意味を取ります。
また、Oの目的語を間接目的語、Oの目的語を直接目的語という名前がついています。
実際に例文をみてみましょうヽ(゜▽、゜)ノ
例文)
I gave her a present.
O 間接目的語= her
O 直接目的語= a present
(私は、彼女にプレセントをあげました。)
My father bought me a toy.
O 間接目的語= me
O 直接目的語= a toy
(私は、私におもちゃを買ってくれました。)
間接目的語には人が入るケースが多いです。
S V O C (第5文型)
第5文型は、S(主語)、V(動詞)、O(目的語)、C(補語)でなりたっている文型です。
第4文型の直接目的語(O)が補語(C)に変わった文型です。また、第4文型と意味の取り方も違い、O = C となることが特徴です。
例文)
I made her happy.
O 目的語= her
C 語補=happy
(私は、彼女を幸せにしました。)
「彼女=幸せ」
I call him Bob.
O 目的語= him
C 語補=Bob
(私は、彼をボブと呼びます。)
「彼=ボブ」