× I like swim. (わたしは泳ぐことが好きです。)
〇 I like swimming. (わたしは泳ぐことが好きです。)
上の文はダメ!
だけど、下の文はOKです。
なぜかわかりますか?
このページでは、動詞にing がついた動名詞と中心にまとめました。
それでは、いってみよう!
動名詞は名詞
動名詞は名詞! 動詞じゃない
- × I like swim. (わたしは泳ぐことが好きです。)
- 〇 I like swimming. (わたしは泳ぐことが好きです。)
上の文がダメな理由は、動詞が2つあるからです。
でも、下の文に swimming っていう動詞あるよ?
いえ、swimming は動詞ではありません。
動詞にingがつくと、動詞ではなくなります。
動詞の役目終了!
動詞の役目を終えて、名詞になります。
これが、今回やる「動名詞」です。
動詞に ing が付いて、名詞になること ⇒ 動名詞
動名詞は名詞です。
動詞にingが付いてるから、動詞っぽくみえちゃうんですよ。
でも、動詞のingは動詞じゃありません。
名詞とは?
名詞とは、人やモノのことです。
人とは、私(I)・あなた(you)・彼(He)などなど。
ケン(Ken)、ユミ(Yumi)、ジョン(John)といった個人名も人を表す名詞です。
モノとは、本(book)・消しゴム(eraser)・机(desk)などなど。
犬(book)や猫(cat)も名詞です。
名詞のことは、コチラでもまとめました。
動名詞を動詞のうしろで使う
動名詞を動詞のうしろで使うことができます。
たとえば、このコチラの文。
I like a dog. (わたしは犬が好きです。)
dog (犬)という名詞が動詞のうしろにあります。
動名詞も名詞だから、このようにできます。
I like swimming. (わたしは泳ぐことが好きです。)
もし swim に ing を付けなかったらどうなるか?
× I like swim. (わたしは泳ぐことが好きです。)
となって、動詞が2つあるからダメ! (like と swim で2つ動詞がある。)
英語の文は、主語1つ動詞1つです。
like swim. みたいに 動詞を2つ連続で使えません。
だから、swim に ing をつけて ⇒ swimming にします。
〇 I like swimming. (わたしは泳ぐことが好きです。)
これで、主語1つ動詞1つになります。
ほかの文でも確認してみましょう。
× I like play tennis. (like と play で2つ動詞があるからダメ。)
〇 I like playing tennis. (わたしはテニスをすることが好きです。)
× You like cook. (like と cook で2つ動詞があるからダメ。)
〇 You like cooking. (あなたは料理をすることが好きです。)
× He likes cook. (likes と cook で2つ動詞があるからダメ。)
〇 He likes cooking. (彼は料理をすることが好きです。)
× You liked cook. (liked と cook で2つ動詞があるからダメ。)
〇 You liked cooking. (あなたは料理をすることが好きでした。)
動名詞は、「~すること」と一般的に訳されます。
- I like swimming. (わたしは泳ぐことが好きです。)
- You like playing tennis. (あなたはテニスをすることが好きです。)
- I like cooking. (わたしは調理することが好きです。)
動名詞を主語で使う
動名詞は、名詞です。
なので、動名詞は主語にもなれます。
名詞は、主語になれることを覚えていますか?
たとえば、この文。
This dog is cute. (この犬はかわいいです。)
dog (犬)という名詞が主語です。
動名詞も名詞だから、このようにできます。
Swimming is fun. (泳ぐことはたのしいです。)
もしこれが、
Swim is fun. (泳ぐことは楽しいです。)
だったら、どうですか?
これはダメー
というのも、動詞が2つあるから! (swim と is で2つ)
なので、swim に ing をつけて ⇒ swimming にします。
〇 Swimming is fun. (泳ぐことはたのしいです。)
英語の文は、主語1つ動詞1つ。
ほかの文でも確認してみましょう。
× Play tennis is fun. (play と is で2つ動詞があるからダメ。)
〇 Playing tennis is fun. (テニスをすることは楽しいです。)
× Cook is fun. (cook と is で2つ動詞があるからダメ。)
〇 Cooking is fun. (料理をすることは楽しいです。)
動名詞が主語のとき、be動詞は is をつかいます。
過去形であれば、 was をつかいます。
動名詞を使った疑問文・否定文
動名詞がある文を疑問文・否定文にしてみます。
いままでやってきた知識を使えばできます。
be動詞の場合
たとえば、この文。
Swimming is fun. (泳ぐことは楽しいです。)
この文の動詞は、be動詞の「is」です。
なので、
- 疑問文をつくる時は、 is を文の最初にもってくる。
- 否定文をつくる時は、 is のうしろに not をもってこればOKです。
疑問文:be動詞を文の最初にもってくる
- Swimming is fun. (泳ぐことは楽しいです。)
⇒ Is swimming fun? (泳ぐことは楽しいですか?)
- Cooking is fun. (料理をすることは楽しいです。)
⇒ Is cooking fun? (料理をすることは楽しいですか?)
否定文:be動詞のうしろに not をつける
- Swimming is fun. (泳ぐことは楽しいです。)
⇒ Swimming isn’t fun. (泳ぐことは楽しくありません。)
- Cooking is fun. (料理をすることは楽しいです。)
⇒ Cooking isn’t fun. (料理をすることは楽しくありません。)
一般動詞の場合
You like swimming. (あなたは泳ぐことが好きです。)
この文の動詞は、「like」です。
like は一般動詞ですね。
なので、一般動詞の疑問文・否定文の作り方をすればOKです。
疑問文:Do / Does / Did ~~~?
- You like swimming. (あなたは泳ぐことが好きです。)
⇒ Do you like swimming? (あなたは泳ぐことが好きですか?)
- He likes swimming. (彼は泳ぐことが好きです。) 【3単現のsが付いてる】
⇒ Does he like swimming? (彼は泳ぐことが好きですか?)
- You liked swimming. (あなたは泳ぐことが好きでした。) 【動詞が過去形】
⇒ Did you like swimming? (あなたは泳ぐことが好きでしたか?)
否定文:don’t / doesn’t / didn’t
- You like swimming. (あなたは泳ぐことが好きです。)
⇒ You don’t like swimming? (あなたは泳ぐことが好きではありません。)
- He likes swimming. (彼は泳ぐことが好きです。) 【3単現のsが付いてる】
⇒ He doesn’t like swimming? (彼は泳ぐことが好きではありません。)
- You liked swimming. (あなたは泳ぐことが好きでした。) 【動詞が過去形】
⇒ You didn’t swimming? (あなたは泳ぐことが好きではありませんでした。)
Yes / No の答え方
- Did he like swimming? (彼は泳ぐことが好きでしたか?)
- Does he like swimming? (彼は泳ぐことが好きですか?)
- Do you like swimming? (あなたは泳ぐことが好きですか?)
- Does Yumi like swimming? (ユミは泳ぐことが好きですか?)
- Is swimming fun? (泳ぐことは楽しいですか?)
これらの疑問文に Yes / No で答えていきましょう。
Yes / No の答え方の法則
法則は、
- 疑問文の主語の代名詞
- 聞かれたもので答える
① Did he like swimming? (彼は泳ぐことが好きでしたか?)
- 主語は ⇒ he
- 聞かれたものは ⇒ Did
主語 he は代名詞なので、このまま使います。
答え方は、
- Yes, he did.
- No, he didn’t. (did not)
× Yes, he is / No, he isn’t
Did で聞かれてるから is / isn’t で答えれない。
② Does he like swimming? (彼は泳ぐことが好きですか?)
- 主語は ⇒ he
- 聞かれたものは ⇒ Does
答え方は、
- Yes, he does.
- No, he doesn’t. (does not)
③ Do you like swimming? (あなたは泳ぐことが好きですか?)
- 主語は ⇒ you
- 聞かれたものは ⇒ Do
主語が You の場合は ⇒ I に変えます。
「あなたは〇〇〇ですか?」
と聞かれてるので、
「はい、私は〇〇〇です。」
となります。
答え方は、
- Yes, I do.
- No, I don’t. (do not)
④ Does Yumi like swimming? (ユミは泳ぐことが好きですか?)
- 主語は ⇒ Yumi
- 聞かれたものは ⇒ Does
この文は、主語がユミ(人の名前)です。
なので、ユミを代名詞にかえます。
Yumi(ユミ) ⇒ she(彼女)
これで答えます。
- Yes, she does.
- No, she doesn’t. (does not)
× Yes, Yumi does.
× No, Yumi doesn’t.
人の名前はそのまま使えません。
代名詞に変えないとダメ。
⑤ Is swimming fun? (泳ぐことは楽しいですか?)
- 主語は ⇒ swimming
- 聞かれたものは ⇒ Is
この文は、主語が swimming(泳ぐこと) と動名詞です。
なので、swimming を代名詞にかえます。
swimming(泳ぐこと) ⇒ it(それ)
これで答えます。
- Yes, it is.
- No, it isn’t. (is not)
まとめ
これで動名詞はおしまい~