TOEIC900点まで上がった「Forest」「Evergreen」の使い方。なんで英文法をやるとTOEICの点数があがるのか?


 

初回公開日:2015/09/20
最終更新日:2018/12/06
内容:英文法書「Forest」「Evergreen」の使い方まとめ(TOEICで高得点をとるために)

TOEIC900点を取得するのに非常にお世話になった文法書「Forest」
現在は販売中止になりましたが、そのかわり「Evergreen」というForestの改訂版とも言える文法書がでています。

Evergreen

出版社が違うだけで、作者も内容もほとんどForestと同じです。
各項目ごとに文法がまとめられており、内容も非常に読みやすく仕上がっています。

この記事では、

  • なんで英文法をやるとTOEICの点数があがるのか?
  • 「Forest」「Evergreen」の使い方

を中心にまとめてみました。

「TOEICに文法知識とかいらねーんじゃねーか?」
「TOEICとはいえ、文法ってやったほうがいいんかな?」
と思ったこと、1度はありますよね?

なぜ、英文法を勉強するとTOEICの点数が上がるのか?

主に2つの理由で、英文法を学ぶとTOEICの点数があがると思っています。

  1. 英文が正確に読めるようになる→正答率が上がる。Part5では、そのまま文法力が直結することが多くある
  2. TOEIC対策の参考書の理解度・定着率があがる

① 英文が正確に読めるようになる→正答率が上がる。Part5では、そのまま文法力が直結することが多くある

当たり前のことだけど、TOEICテストでは答えが絶対に1つしかない。

英語の文は、決められた法則にしたがって読んでいかなければなりません。

特に、TOEICのような試験では決まった法則で文章を読み進めなければいけません。
と言うのも、間違った法則で文を読むと、正しく文章が理解できずに誤答してしまいます。

答えが1つしかないテストでは、誰が読んでもその答えにならなければなりません。
こういった理由で、法則を知っておくのと知らないのでは点数に差がでてきます。

その法則が「英文法」です。

英文法をやる理由は、英文を正しく読めるようにするため。
TOEIC Part7では、限られた時間内で正確に文を読む能力が必須です。

Part5では、文法力がそのまま直結することもあります。
助動詞のうしろにはいる単語を選ぶ問題、不定詞が入る問題、動名詞が入る問題などなど。

② 今後の勉強の理解度・定着率があがる

文法力が後の勉強を加速させる

以下は実際にあった話です。

TOEICの点数を上げるために勉強している2人の方がいました。
Aさんと、Bさんです。

Aさんは、基礎固めの重要性を知っており英文法・単語学習・音読で基礎を固めてから、TOEIC対策を本番1ヵ月前に始めるスタイルでした。(過去のTOEIC最高点:550点程度)

Aさん
英文法、英単語、音読で基礎を固めてから→TOEIC対策

 

Bさんは、TOEICで点数を上げるためにと、TOEIC対策だけを行っていました。間違えた問題は解説を読み、後日復習していくスタイルでした。(過去のTOEIC最高点:500点程度)

Bさん
ひたすらTOEIC対策の参考書で勉強。復習もちゃんとやる

勉強を開始して8ヵ月後のTOEICの結果は、

  • Aさんが840点。
  • Bさんが600点ちょっとだった気がします。

 

2人ともスゴイ勉強を頑張っていたんですよ。
一緒にわからない問題は解決したりしてました。

でも、やっぱり違うなーと感じたことがあります。
それは、理解度です。
ここで言う理解度は、単純に頭が良い悪いの話じゃなくて、ちゃんと自分で納得できてるかということです。

Aさんに関しては、必要最低限の解説で納得できていました。

「ここは、この文法が含まれていて、こういう文構造になってるよ」

と少し言っただけであとは自己解決ってパターンでした。

なにかヒントになることを示してあげると、あとは自分の知識で納得していく。
吸収力がハンパなかったです。

 

Bさんに関しても、Aさんと同じようにわからない問題は一緒に解決したりしてました。

しかし、Aさんのように上手く自分なりに納得ができない事が多かったです。
あきらかに文法力不足が目立っていました。

たとえば、
「時や条件を表す副詞節の中では未来のことであっても現在形を使う」といった時制の問題を一緒に解いた時です。

  • If it is(×will be) fine tomorrow, let’s play soccer.
Bさん
「tomorrowって未来になってるのに、will be ってなんでダメなの?」
といった疑問です。

そこで、

「時や条件を表す副詞節の中では未来のことであっても現在形を使うパターンだね」

っていうと、

Bさん
「副詞節ってなに?」

と。

副詞の役割をする節やね。(「副詞」と「節」についても解説)

すると、

Bさん
「じゃあ、I wonder if it will rain tomorrow. の文ではwill使われてるけど、こっちはいいの?」
「こっちは名詞節やね。さっきのは、『時や条件を表す副詞節』だからこれとは違うやつだなー」

って言うと、

Bさん
「名詞節ってなに?」

 

文法事項が抜けすぎていて、解説を見てもわからない状態。

最終的に理解できないものは、
このまんまの文で覚えておこう
で対処してました。

そのまんま文を覚えても、単語が変わって出題されたら対処しきれないパターンのヤツです。

この状態でどれだけTOEIC対策の参考書をやっても、ちゃんと理解できていない問題は身に付きにくいです。

TOEIC対策用のテキストに各問題の解説が付いていますが、詳しい文法事項が解説してあるものは少ないです。

これはテキストが解説不足とかではなく、文法解説まで詳しく扱う目的としてないからです。解説は必要最低限に抑え、問題数を多くこなすように設計されているものが多いと感じます。私自身も、TOEIC対策用の参考書は問題数が多く・解説が必要最低限のほうが良いと思っています。

TOEIC対策の参考書は、

  • 問題形式に慣れること
  • TOEICによく出題される英語表現を学ぶため

の2つを目的に使ったほうが効果的です。

じゃあ、文法の勉強はどうすんだ?
ってところに、文法書です。

「Forest」「Evergreen」のいいところ

とにかくわかりやすい!!
そして詳しい!!

 

これ1冊仕上げれば、

  • TOEICでわからない文法はなくなり、
  • Part 7 の文章がめっちゃ読みやすくなる

ことは間違いないです。

 

「Forest」「Evergreen」の前に・・・

もしかすると、解説が丁寧に書かれているため、初めて文法書を手にとる方でも理解できるかもしれません。
しかし、Forestの前に「くもんの中学英文法」などを使って中学レベルの英文法を先にやっておくことをオススメします。

中学レベルの英文法を学習したあとに「Forest」「Evergreen」をやると、ハードルが下がります。
文法知識があるほうが理解しやすくなるからです(°∀°)b

文法書には、必ずといっていいほど文法用語がでてきます。
この文法用語が混乱させる原因だったりしますよね(((゜д゜;)))

でも中学レベルの文法書をやっておくと、文法用語がある程度馴染みのある言葉になります。
もちろん、中学レベルの文法もForestにバシバシでてきます!
中学レベルだからといって油断はできません(°∀°)

【関連記事】中学英文法を学び直す時の6つのポイント

「Forest」「Evergreen」の難点

内容はめっちゃいいんですが、なにせ量が多いです(約600ページ程)。

詳しく文法事項がまとめられているので、量がおおくなることは当然ですが….

最後までやり遂げれば、確実に力は付きます(°∀°)b

「Forest」「Evergreen」の活用方法!【ポイント】

難しい言葉・表現がほとんど使われてないため、読んでて面白かったです 😀
ただ、量がおおく覚える事が盛り沢山なので、普通に読んでいては大変です。

そのため、以下の4点を意識して取り組みました。

  1. 章ごとに区切って読み進める。
  2. 前日読んだ章は、確認問題を解いて、まとめの項目を読んで復習。
  3. 読んだ文法項目を自分なりに説明してみる。
  4. 「文の成り立ち(品詞や、主語、動詞などの解説)」「文の種類」「動詞と文型」「動詞と時制」「完了形」の5つが特に重要。

① 章ごとに区切って読み進める。
量がおおいので、一気に読み進めるのは相当ツライです_(:0 」∠)_
そのため、章ごとに区切って読み進めました。

② 前日読んだ章は、Check問題を解き、まとめの項目を読んで復習
各章に易しめのCheck問題が含まれています。
前日学習した文法は、Check問題を解いて復習します。
また、Evergreenには各章の最後にまとめのページがはいっています。(一部はいってない章もあります。)
まとめのページも読んで復習を行います。

③ 学んだ文法を自分なりに説明してみる
これはアウトプットの作業です。
読む作業(インプット)よりも、自分で説明する作業(アウトプット)をしたほうが記憶の定着率が良いと科学的にも証明されています。
アウトプットが最高のインプット!

④ 「文の成り立ち(品詞や、主語、動詞などの解説)」「文の種類」「動詞と文型」「動詞と時制」「完了形」の5つが特に重要。
これらが重要な理由としては、ほとんどの文法がこの5つの上に積み上がっていくからです。
上記5つを学んでおくと、動名詞や不定詞、関係代名詞など難しい文法の理解がしやすくなります。

 

また、問題を解きながら進める場合は、別の問題集が必要になります。

Forestには「解いてトレーニング」という準拠問題集が市販されていましたが、Evergreen にはそのような問題集が市販されていません。

ですので、別のテキストで対応するしかない状態です。

 

以下は、「Forest」「Evergreen」の進め方をまとめてみました。

1週目

● 1週目の流れ

 - 大きな流れをつかむように読み進める。
 - 理解できないところは飛ばして、先に進む。

1週目は、細かいことは気にせず、大きく文法項目をつかむ感じで読み進めていきます。

ただ、「文の成り立ち(品詞や、主語、動詞などの解説)」「文の種類」「動詞と文型」「動詞と時制」「完了形」の5つはじっくりやることをオススメします。

分詞構文・関係代名詞の限定用法と継続用法・強調、倒置…あたりの文法はピンとこないかもしれません。
また、各文法項目の最後にある「Part3 深く知る」(応用文法)は難しいです。

なので、「最初から全て理解する!!!」と力まずに、
わからない項目は、
「えぇーい、次じゃ!」
と飛ばして読み進めました。

2週目

● 2週目の流れ

 - 1週目でつかんだ大きな流れに細かな内容を付け加えていく。
 - 1週目で理解できなかった項目を理解できるようにガンバル!
 - それでも理解できないところは飛ばして、先に進む。

1週目でつかんだ大きな流れをもとに、2週目は細かい部分まで意識して読んでいきます。
1週目で理解できなかった項目は念入りに(°∀°)

「ここの文法は苦手だから後回しに….」、とやってると一生できるようにならないので、
「なんでこうなるんだろう?」と頑張って理解しようと努めました。
それでもできないときは、とりあえず「こうなるんだ」と割り切って次に進みました。

2週目が終了したときには、1週目よりも「わかった!」という文法項目は確実に増えましたヽ(゜▽、゜)ノ

3週目

● 3週目の流れ

 - 2週目よりさらに細かく読んでいく。
 - 2週目で理解できなかったところを理解できるように読んでいく。(ネットで検索などもしてみる)
 - 各文法の境界線をなくしていく

そろそろ英文法に慣れてくる頃です。

3週目では、2週目よりさらに細部に注意して読み進めていきます。
2週目でわからなかった文法項目を「わかる!」に変えるためにも丁寧に読んでいきます。
イマイチ納得できないところは、ググったりもしました。

また3週目では、各文法の境界線をなくしていくことも考えていきます。

実際の英語の文では、

「関係代名詞の文法があって、関係詞節の中の動詞が受け身になっていて、さらにはTo不定詞も入っている」

といった形がほとんどです。
いろんな文法が1文に混ざっています。
これは、TOEICテストに出題される英文でもそうです。

これまで、項目ごとに理解してきた文法を柔軟に使えるように整理をしていきます。

3回の通読が終わった時点で100%全てを理解できたわけではありません。
まだまだ不十分な項目もありました。

それでもForestをやる前に比べると、めっちゃ文法知識が身につきました(・∀・)

4週目以降は…

4週目以降は、苦手な文法の復習を繰り返し行います。
自分で文法の説明ができるようになったら、バッチリです(°∀°)b

文法力は最終的に…

文法をとことんやって身に付けると、最終的に文法への意識が消えます。
文法を忘れるとかではなく、無意識に英文法が使えるようになります。

最初は意識しないと出来なかったことが、無意識でも出来るようになるあの感じです。

文法の威力をとことん味わってください。

「Forest 解いてトレーニング」を使ってさらに文法知識を定着させ、使えるようにしていく!(問題集の活用)

Forestの販売中止とともに、解いてトレーニングも販売中止に 😥

問題を解くことによって、知識の定着につながります(°∀°)b

問題集を使うときは以下のポイントに気をつけて行いました。

  1. 問題文を読む(答えの所だけでなく、文まで読む)
  2. 考えて、解答する
  3. 問題の答えを確認する
  4. 解説を読んで、答えの理由を知る
  5. (1)〜(4)の手順を、日にちを置いて何度も繰り返す

「Forest 解いてトレーニング」は、左に問題、右に解説というレイアウト。

pic_8_4

1ページ単位ごとに(1)~(4)の手順を行います!

(1)問題文を読む(答えの所だけでなく、文まで読む)

文法問題集をやるときは、答えのカッコだけに注目するのではなく、問題文を全部読みます。
これをすることによって、文を読む練習にもなります。
文法問題集に載っている英文はどれも基本的で、実際の英文にも使われています。

体に馴染むまで問題を解きまくって損はありませんヽ(゜▽、゜)ノ

(2)考えて、解答する

考えるという行為が非常に大切です(°∀°)b
「考えるのめんどくさいから、だいたいこれだろう〜」となんとなくやっているだけでは、なかなか頭に入っていきません。
すぐ答えに頼るのではなく、まずは自分で考えます。

しかし、考えるといっても1、2分程度です。
文法問題は、”知っていれば出来て、知らなければ出来ない”という知識の問題。
頭の中に入ってない知識を考え続けても答えは出てきません。

1、2分程考えても答えがでなかったときは、そのまま3番の手順に進みます(・∀・)

(3)問題の答えを確認する

(1)、(2)の手順が終わったら答え合わせをします。

(4)解説を読んで、答えの理由を知る

答え合わせが終わったら、間違えた問題・アヤシイ問題の解説を読みこみます。
答えを確認するよりも重要なステップです(°∀°)b
解説を読んで、なぜこの答えになるのか理由をさぐります!

Forestを通読していると、
「あーハイハイ、これね~」
「あーそうだったなー」
ってなることが多いと思います。

もし解説を読んでも理解出来なかった場合は、Forestでその項目を確認するのも怠らないで!

(5)1〜4の手順を、日にちを置いて何度も繰り返す

(1)〜(4)の手順を、日にちを置いて繰り返します。
英語学習では、反復が大事デス(°∀°)b

「この答えは3番」
「ここのカッコにはこの単語が入るな」
と、答えをただ覚えていては意味がありません。

解説で読んだ問題の解き方を自分でもやってみます。
解き方を理解して、自分でもできるようになることが目標!

文法力だけでは解決できない問題

TOEICには、文法力だけでは解けない問題がでてきます。
それは、語彙問題です。

文法だけでなく、単語力もTOEIC高得点をとるためには欠かせません。

英文法は一生もの

英文法の知識はTOEICだけにとどまらず、

  • 英会話でも
  • 英語ニュースを読むときも
  • 洋書を読むときも

全部使えます!

あきらめず、頑張って習得してもらいたい知識です。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました(__)

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