He’s = He is? She’s = She is? be動詞以外が短縮される時もある。
「Let’s(~しよう)」は、「Let is」の短縮形ではありません。
このページでは、短縮形についてまとめました。
英会話でよく使われる短縮形も後半でまとめてあります。
目次
「He’s」は「is」以外も短縮される
- He is … ⇒ He’s …
- He has … ⇒ He’s …
どちらも「He’s」と短縮できます。
たしかに「He’s」だけを見たら、
- He is …なのか、
- He has …なのか、
わかりません。
これだけでは、どっちなのか判断できません。
なので、「He’s」のうしろにつづく単語を見る必要があります。
He’s a teacher. = He is a teacher.
(彼は先生です。)
上の文の He’s は ⇒ He is の短縮形です。
(be動詞の短縮)
He’s lived in Japan for 100 years. = He has lived in Japan for 100 years.
(彼は、100年間日本に住んでいます。)
上の文の He’s は ⇒ He has の短縮形です。
(現在完了形の短縮)

ここで見分け方のポイント。
- He’s の後に名詞や形容詞などがきている ⇒ 「He is」とbe動詞が短縮されている。
- He’s の後に過去分詞がきている ⇒ 「He has」と現在完了形の has が短縮されている。
「He’s」のうしろにつづく単語で、どっちの短縮形なのかわかります。
例文では、he だけでしたが
- she’s …
- It’s …
でも、この法則はあてはまります。
もう少し具体例をだしました。
- He’s kind. = He is kind.
(彼はやさしいです。) - She’s my English teacher. = She is my English teacher.
(彼女はわたしの英語の先生です。) - It’s 10 p.m. = It is 10 p.m.
(10時です。) - He’s playing tennis. = He is playing tennis.
(かれはテニスをしています。【現在進行形】) - He’s played tennis for 10 years. = He has played tennis for 10 years.
(彼はテニスを10年間しています。) - She’s lived in Japan since 2010. = She has live in Japan since 2010.
(彼女は2010年から日本に住んでいます。)

その他の短縮形一覧
現在完了形haveの短縮 | I have ⇒ I’ve … |
You have ⇒ You’ve … | |
would like to ~ (~したい)の短縮 | I would like to ⇒ I’d like to ~ |
He would like to ⇒ He’d like to ~ | |
助動詞willの短縮 | I will ⇒ I’ll … |
She will ⇒ She’ll … | |
It will ⇒ It’ll … |
Let’s の短縮形は「Let is」じゃない!
- He’s ⇒ He is
- She’s ⇒ She is
だから、「Let’s」も「Let is」なんでしょう?
いえ、「Let’s」は「Let us」の短縮形です!
Let’s go.(= Let us go.)
(いっしょに行きましょう。)
ただ、「Let’s ~」に関しては、
「Let’s + 動詞の原形で、~しましょう」
って覚えたほうがいいです。
us が短縮されてるとかは、特に気にする必要はありません。
「Let’s」を使ったおかしな文
- Let’s go with me(?)
- Let’s join us!(?)
さっきも言った通り、「Let’s」は let と us の短縮です。
なので、「Let’s go with me.」や「Let’s join us.」といった表現はおかしいです。
Let’s には us(私たち)の意味がはいってますよね。
「私たち」というのは、自分を含めた複数です。
「Let’s (Let us) go with me.」を訳してみると、
「<私たちを><私と一緒に>行きましょう!(??)」という意味になっちゃいます。
この場合、”with me” は必要ありません。
「Let’s go.」 でOK!
同じように、「Let’s join us」もおかしい。
「一緒にやろうよ!」「一緒に参加しようよ!」と言っているのだと思います。
でも、よくよく考えるとおかしい。
「Let’s (Let us)」の中に<私>がいる、
「join us」で<私たちに参加する>
つまり、「私たちが、私たちに参加しようよ!!!(??)」と言うナゾの表現になってしまいます。
「Join us.」と命令形にして、「You(あなた)も参加しちゃいなよー!」と言えば違和感のない文になります。
「wanna (ワナ)」は「want to」の略【英会話で短縮される表現】
I wanna eat this cake.( = I want to eat this cake.)
(私は、このケーキを食べたいです。)
「wanna (ワナ)」は「want to」の略です。
英会話でめっちゃ使われる表現です。
- I wanna read this magazine.(私はこの雑誌が読みたいです。)
- I don’t wanna do that.(やりたくないよ!)

「wanna」を使う時の注意点。
3単現のsが付くときは、基本的に「wanna」を使うことができません。
He wants to read this magazine.(彼はこの雑誌が読みたいです。)
「gonna (ガナ)」は「going to」の略
I’m gonna buy a new guitar.( = I’m going to buy a new guitar.)
(私は、新しいギターを買うつもりです。)
「gonna (ガナ)」は「going to」の略です。
wannaと同じくらい英会話でしょっちゅう使われます。
- He’s gonna buy a new guitar.(彼は、新しいギターを買うつもりです。)
- It’s gonna be fine.(大丈夫だよ。)
「gonna」を使う時の注意点。
「gonna」=「going to」なので、「be going to」の文をつくる時にはbe動詞を忘れずに!
〇 I’m gonna buy a new guitar.
(私は、新しいギターを買うつもりです。)
× I gonna buy a new guitar.
まとめ
- He’s の後に名詞や形容詞などがきている ⇒ 「He is」とbe動詞が短縮されている。
- He’s の後に過去分詞がきている ⇒ 「He has」と現在完了形の has が短縮されている。
「He’s」のうしろにつづく単語で、どっちの短縮形か判断する。
- Let’s は、 let us の短縮形
- wanna ⇒ want toの短縮形
- gonna⇒ going toの短縮形

アホな質問だったらごめんなさい。
He is knownとHe has knownでは
意味が違ってきますよね。
さらに続く文脈から推測するということでしょうか。
英語って慣れなのかな…とも思いつつ
私が使っている i Know! というアプリが
まさに短縮形になっていて
どっちなんだろうっていつも思ってたんです。
そこで調べてみたらこちらにたどり着きました。よろしくお願いいたします。
みきっぺ様
こんにちは、おこのです!
おっしゃる通り、He is known と He has knownでは意味が違ってきます。
この場合は、knownの後にきている単語の品詞をみて判断します。
knownの後に前置詞がきていれば → He is の短縮パターンです。
● He’s known to…ときていれば → He is known to …(…に知られている)
● He’s known for…ときていれば → He is known for …(…で有名である)
● He’s known as…ときていれば → He is known as …(…として知られている)
knownの後に名詞がきていれば → He has の短縮パターンです。
● He’s known her for 20 years. → He has known her for 20 years.
このような感じで判断してます!