関係代名詞って最初はめっちゃややこしいですよねー…
中学英文法の中でもかなり難しいと思います。
そんな関係代名詞を1つずつ一緒に解決していきましょう!
名詞・形容詞といった用語がでてくるので、用語なんてわかんねーよという場合はコチラをご覧ください。
関係代名詞とは?名詞を修飾するモノ!
関係代名詞とは、名詞を修飾する文法です。
別の言い方をすると、名詞に情報を付け足します。
どの様に名詞を修飾するのか、例文で確認してみましょう。
- I know the girl.(わたしは、その女の子を知っています。)
- She plays tennis.(彼女はテニスをします。)
「① the girl」と「②She」は同じ人物です。
② の文で ①the girl について語っています。
関係代名詞を使って同じ意味の文を作ると、この様になります。
- I know the girl who plays tennis.
(わたしは、テニスをするその女の子を知っています。)
“who”という単語がはいっていますが、関係代名詞で使われている「who」は「誰」という意味にはなりません。
重要なところは、「who plays tennis」の部分!
この「who plays tennis」に関係代名詞の文法が使われています。
関係代名詞とは、名詞を修飾する文法でした。
つまり、who plays tennis が the girl の名詞を修飾しています。
また、the girl の様に関係代名詞によって修飾される名詞のことを先行詞と言います。
- 関係代名詞とは、名詞を修飾する文法です。
- 関係代名詞によって修飾される名詞を先行詞という。
次に、関係代名詞を作る手順を見ていきます。
関係代名詞を作る手順
先ほどの例文を、
- I know the girl.(わたしは、その女の子を知っています。)
- She plays tennis.(彼女はテニスをします。)
関係代名詞を使って書き換える手順をみていきましょう。
関係代名詞を作るときの手順は、
- 共通部分を見つける。
- くっつける文の共通部分を関係代名詞にかえる。
- 最後に、文をつなげる。
です(°∀°)b
① 共通部分を見つける。
最初は、共通部分を見つけます。
1文目の「the girl」と2文目の「She」が共通部分です。
「その女の子」を「彼女」と代名詞に変えているだけですね。
② くっつける文の共通部分を関係代名詞にかえる。
次に、くっつける文(今回は2文目)の共通部分を関係代名詞に変えます。
共通部分は「She」でした。
“She”を ⇒ “who”に変えます。
なぜwhoに変えるのかは、下のほうで後ほどでてきます。
③ 最後に、文をつなげる。
最後に、2つの文をくっつけて完成ヽ(゜▽、゜)ノ
- I know the girl who plays tennis.
(わたしは、テニスをするその女の子を知っています。)
- 「the girl」⇒ 先行詞
- 「who plays tennis」 ⇒ 関係代名詞の文
関係代名詞に慣れない間は、ゆっくり読み進めることをオススメします。
どの名詞が先行詞なのか?
どこに関係代名詞の文が入っているのか?
を見つけながら少しずつ練習することが大切です(°∀°)b
また、主語・動詞の関係についてもみていきましょう!
関係代名詞の文の中には、必ず「主語」「動詞」がはいる
関係代名詞の文の中には「主語」「動詞」が必ず入ります。
さきほどの例文をもう一度見てみましょう。
I know the girl who plays tennis.
(わたしは、テニスをするその女の子を知っています。)
【関係代名詞の文】⇒ who plays tennis
この文は、↓の2文に分けることが出来ます。
- I know the girl.(わたしは、その女の子を知っています。)
- She plays tennis.(彼女はテニスをします。)
ここまでは大丈夫そうですね 🙂
次に、関係代名詞の文である「who plays tennis」って、
⇒ She plays tennis.(彼女はテニスをします。)の文が変化したものです。
She plays tennis.の主語と動詞はって言われれば、
- She ⇒ 主語
- plays ⇒ 動詞
です。
関係代名詞の文になっても同様に、
who plays tennis.の主語と動詞はって言われれば、
- Who ⇒ 主語
- plays ⇒ 動詞
です。
また、関係代名詞のWhoが主語として使われているものを、「主格の関係代名詞」と言ったります。
一種の文法用語ですね。
who以外の関係代名詞
関係代名詞はwho以外にもあります。
先行詞が人以外のときに使える「which」
A coffee maker is a machine which makes coffee.
(コーヒーメーカーはコーヒーをいれる機械です。)
*which:人以外に使う。
先行詞が人・人以外と両方に使える「that」
A coffee maker is a machine that makes coffee.
(コーヒーメーカーはコーヒーをいれる機械です。)
I know the girl that can speak English.
(私は、英語を喋ることができるその女の子を知っています。)
*that:人・人以外の両方で使える。
があります。
表にまとめると、このような感じに(・∀・)
先行詞 | 主格の関係代名詞 |
人 | who |
人以外 | which |
人・人以外の両方に使える | that |
thatは人・人以外の両方に使えますが、先行詞が人のときは「who」を使うのが一般的です。
まとめ
- 関係代名詞とは、名詞を修飾する文法です。
- 関係代名詞によって修飾される名詞を先行詞という。
– 関係代名詞を作る手順。
- 共通部分を見つける。
- くっつける文の共通部分を関係代名詞にかえる。
- 最後に、文をつなげる。
- 関係代名詞の文の中には「主語」「動詞」がはいる。
- 主格の関係代名詞とは ⇒ 関係代名詞が、関係代名詞の文の中で「主語」として使われている。