
「文法がムズカシイ・・・・・・orz」
初めての文法学習では、よく理解できない箇所がたくさんありました。
今回は、中学レベルの文法学習をしている時になかなか理解できなかったり、軽視しがちであった箇所をピックアップしてみました(・∀・)
主語・動詞探しグセを付ける
英文を読むことにまだ慣れていない間は、主語・動詞を意識して読んでいくことが大事です。
まずは文の構造をつかむことが第一(・∀・)
英文法が理解できていない時期は単語だけを頼りに文章を読んでしまいがちです。
しかし、文章が長く、複雑になるにつれて単語だけでは読めなくなっていきます。
最初は少し面倒ですが文の要素(主語、動詞等)を確認しながら読んでいく習慣をつけることが大切です。
次第に意識しなくても主語・動詞を探しながら読んでいくクセがついてきます(°∀°)b
主語・動詞探しグセを付ける【例文】
I play tennis.(私はテニスをします)という文であれば、
I(=主語)、play(=動詞)、テニス(=目的語)のように分けていくことができます。
短い文や、修飾語が少ない場合は比較的に主語、動詞を見つけやすいと思います。
The apple on the desk is red.(机の上にあるそのリンゴは赤いです。)
この文であれば、The apple(=主語)、is(=動詞)、red(=補語)となり、
on the deskは主語にかかる修飾語になります。
代名詞のTheyは「彼ら」だけではない
意味 | 主格(~は、が) | 所有格(〜の) | 目的格(〜に、を) | 所有代名詞(〜のもの) |
---|---|---|---|---|
私 | I | my | me | mine |
あなたあなたたち | you | your | you | yours |
彼 | he | his | him | his |
彼女 | she | her | her | hers |
私たち | we | our | us | ours |
彼ら彼女らそれら | they | them | their | theirs |
それ | it | its | it | – |
英語ではよく代名詞が使われます。
もちろん、
Ken is my friend.(ケンは私の友達です。)
Ken plays tennis.(ケンはテニスをします。)
Ken is cool.(ケンはかっこいいです。)
と言っても文章が通じないことはありません。
しかし、何度も「ケン」「ケン」「ケン」…と繰り返すことはせず、
誰のこと、何の事をはなしているのかがはっきりしているときは、代名詞を使用します。
Ken is my friend.(ケンは私の友達です。)
He plays tennis.(彼はテニスをします。)
He is cool.(彼はかっこいいです。)
今回はその中でもTheyを中心に見ていきます(・∀・)
代名詞【例文】
Yuri and Ken are my friends.(ユリとケンは私の友達です。)
They play tennis.(彼らはテニスをします。)
この場合のTheyはユリとケンを指します。
These are my books.
They are interesting.
この場合のTheyはどうでしょう。
They=彼ら の意味だけで記憶していると、「これらは私の本です。彼らは面白いです。」
と、さっきまで本のことを言ってたのに、急に彼らが登場です(笑)
この文のTheyは「それら(=本)」を指す代名詞です。
長文を読む際に代名詞の意味を取り間違えると、どんどん間違った方向に行ってしまいます。
3単現のsの3人称ってなに?
「主語が3人称、単数で文が現在のことであれば、動詞にsが付く」
というのが3単現のsの定義となっています。
単数とは1人、1つの事を表し、現在形というのは文が現在の事です。
日本語で言う「〜です」にあたる時制です。
3単現で一番理解が難しいところは、「3人称」ではないでしょうか。
しかし、ここはシンプルに(°∀°)
「3人称」については色々な説明がありますが、そういった事は全て無視して「Iとyou以外」と覚えました。
主語が「I」と「you」以外は全て3人称になる、といった具合です。
Iとyou以外の全て(he、she、we、they,Ken(人名),etc…)を3人称とくくっておきます。
ここでもう一度3単現のsが付く条件を確認しておきましょう(・∀・)
「主語が3人称、単数で文が現在のことであれば、動詞にsが付く」でした。
全ての条件がそろって動詞にsが付きます。
「3人称だから動詞にs」ではなく、「単数だから動詞にs・・・」でもなく、
「主語が3人称、単数で文が現在のことであれば、動詞にsが付く」です。
どれか一つでも欠けていると動詞にSは付きません。
では、例文に行ってみましょう(・∀・)
3単現のs【例文】
I play tennis.
この場合は主語が「I」なので3人称の条件に合わず、3単現が成り立ちません。
You play tennis.
この文も上と同様、主語が「You」なので3人称ではありません。
They play tennis.
この文では、主語が「They」と3人称の条件はクリアしています。
ですが、単数の条件が合いません。
They(彼ら)と、少なくとも2人(2つ)以上となります。
つまり、単数の条件が合わず、3単現が成り立ちません。
We play tennis.
この文も上の文章と同じ理由で動詞にsが付きません。
He plays tennis.
この文章は動詞にsが付きます。
主語が「He」であるため「3人称(=Iとyou以外)」。
そして、He(=彼)と、数も1人であるため「単数」の条件にもあいます。
最後に、「文が現在のこと」の条件にも当てはまるため、動詞にsが付きます。
(現在形、過去形といった時制は下の項目にて(・∀・))
She plays tennis.
Ken plays tennis.
といった文も主語が「He」の時と同じ条件で動詞にsが付きます。
時制(現在形・過去形)
次は時制についてです(・∀・)
以下では現在形と過去形について。
I play tennis.
I played tennis yesterday.
例文では、上の文が現在形で下の文が過去形です。
「下の文の文末に”yesterday”が付いてるから過去ってわかる!」
といった解答理由もありますが、基本的に英文の時制を決めるのは動詞の形です。
仮に下の例文の文末に”yesterday”がなくても文章は過去です。
そして、過去形は動詞の-edだけではないと言うことです。
「see(現在形)-saw(過去形)-seen(過去分詞)」と形が変化する不規則動詞と呼ばれる
動詞もあるので覚えていかなければなりません。
以上のことを前提に、最後の問題をどうぞ(・∀・)
時制(現在形・過去形)【例文】
Ken reads the book.
Ken read the book.
上下の文を比較して違うところといえば、「reads」か「read」かです。
前項で述べた3単現のsの事を考えると、「read」は間違いじゃないか?
と思ってしまう文です。
結論から言ってしまえば両方とも正しい文です。
その理由はナゼでしょうか(・・?)
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「品詞」と「文の要素」の違い
「英語の骨格は主語・動詞」と、どの文法書にも記載されていると思います。
「なるほど、主語と動詞ね。ところで、主語と動詞ってナニ?」と疑問に思うのも無理ありません。
私もありました(°∀°)
まずは「品詞」と「文の要素」を確認していきましょう(・∀・)