こんにちは、おこのです。
この記事では、独学で英語学習をするための教材選びについてまとめました。
- 英語を独学で勉強しようと思ってるけど、どうやって教材を選べばいいんだろうか…
といった場合は、ぜひこの記事をご参考にして頂ければと思います。
この記事は具体的な参考書のまとめではなく、書店で買える本の選び方についてです。
自分の目標にあった教材を選ぶ

「自分の目標にあった教材を選ぶ」というのは、絶対条件です。
たとえば、TOEICのLRテスト(TOEIC® Listening & Reading Test)で700点を目標にしてるとします。
TOEICのLRテストで700点を取るという目標があるにもかかわらず、英検の参考書を買っちゃうみたいな。
少し例が極端ですが、目標とあまり関係ない教材で勉強をするのは自分から遠回りしているようなものです。
効率が悪く、結果もでにくいためモチベーションもだんだ下がっていくでしょう。
ライティングが必要ないテストであれば、「ライティング攻略本」みたいなタイトルの本は必要ではありません。
では、逆に目標がない場合はどうするか?
こちらに関してましては、以下の記事を参考にして頂ければと思います。

自分のレベルにあった教材を選ぶ

自分のレベルにあった教材を選びましょう。
- 今、流行ってる教材だから
- 皆使ってるから
- 何年も読み継がれているから
このような理由で、教材を選ぶのよくありません。
というのも、自分のレベルに合ってない可能性があるからです。
流行ってる教材がめっちゃ難しかったら、途中でやめてしまう可能性が高いです。
皆使ってる教材が600ページもある分厚い本だったら、挫折する可能性が高いです。
なので、今の自分のレベルにあったものを選びましょう。
自分の英語力の判断材料として、TOEICの点数や英検の級などを参考にすると良いと思います。
もしTOEICや英検を受けたことがなければ、NHKの無料英語診断テストをやってみるのもいいかと思います。
NHK英語力測定テストはこちら
基礎レベルと応用レベルがあります。
どちらのレベルも約10~15分程度の時間で解けて、すぐに結果が表示されます。
少しゆるめの問題ですが、ざっくりと今の自分の英語力がどれくらいなのか判断できます。
結果は、CEFRといった表ででてきます。

CEFRとは、簡単にいえば今の英語力がだいたいどのくらいのレベルなのかを表したものです。
具体的には、以下の表をご覧ください。
また、有料ですがCASEC(キャセック)というテストで英語力を診断することもできます。
- 24時間いつでもオンラインで受験可能
- 終了後すぐに結果を表示
- 平均試験時間は約40分~50分
- TOEIC(R)L&Rスコア目安・英検(R)級目安も表示
「いつか使うかも?」といった理由で買わない

「いつか使うかも?」という理由で買う必要はありません。
これは積読になる可能性が高いからです。
「いつか使うかも?」といった理由で、買う必要はありません。
今、必要な分だけ買いましょう。
「今買っておかないと将来買えなくなるかも?」と思う教材でも、必要のない時は買わなくて大丈夫です。
人気のある教材は、増刷や改訂されて今後も出版され続けるので問題ありません。
もし仮に増刷されず販売中止となってしまう教材は、言い方がキツいですが必要とされなかった本です。
英文法書だけでもたくさん出版されています。
その中でも、人気のある文法書は何十年と増刷や改訂がされて出版され続けています。
読み続けられるということは、それだけ内容に信頼性とわかりやすさがつまっています。
反対に、増刷・改訂されなくなるというのは、その本が売れなかったということです。
わかりにくかったり、必要とされていないといった理由で増刷されなくなります。
なので「いつか買えなくなるかも?」という心配は不要です。
将来、今以上にわかりやすく、さらに内容がアップデートされた本が出版される可能性だってあるわけです。
高い教材を無理して買う必要なし

めちゃめちゃ高い教材は、無理して買う必要はありません。
具体的には、1冊1万円もするようなものです。
英語の参考書で1冊1万円もするようなものは見かけませんが、オンラインで購入出来る商品には2、3万もするようなものを見かけます。
もちろん、2、3万もするようなものがダメというわけではありません。
無理して、高額な商品を買う必要がないということです。
というのも、リスクが高すぎるからです。
2,3万もだして、それに見合った英語力が身に付けば問題ありません。
しかし、基本的には書店で買える参考書で十分な英語力はつきます。
特にモチベーションが高いときは、なんでも出来るような気になってしまいがちです。
ついつい、高額商品に手をだして「次こそ英語をマスターしてやるぞ!」って気持ちになります。
そんな時こそ、一度立ち止まって「今の自分に本当に必要なのかどうか」考えてみてください。
この記事のまとめ
- 自分の目標にあった教材を選ぶ
- 自分のレベルにあった教材を選ぶ
- 「いつか使うかも?」といった理由で買わない
- 高い教材を無理して買う必要なし
具体的なおすすめ教材はこちらにまとめてあります。

CEFRの表の出典:文部科学省、IBC|一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会