- I like tennis and soccer.
- When I was five, I lived in Canada.
- I know that he plays tennis.
どの文も意味がわかりますか?
①の文は、だいじょうぶだとおもいます。
②・③は、どうですか?
②・③の文には接続詞がつかわれています。
whenって「いつ?」って意味じゃないの?
「いつ?」って意味ではありません。
このページでは、接続詞のつかい方についてまとめました。
接続詞で重要なことは、文の仕組みです。
それでは、いってみよう!
and系 (等位接続詞)
同じものをむすぶ
and系は同じものをむすぶ役割があります。
and系の接続詞を「等位接続詞」といいます。
ここでは、and系ってよんでいます。
and系は同じものをむすぶ?
ちょっと例文をみてみましょう。
and (~と)
- I like tennis and soccer. (わたしはテニスとサッカーが好きです。)
この文は、tennis と soccer を and がむすんでいます。
「tennis」と 「soccer」、単語と単語をむすんでいる。
- Tom and Ken play tennis. (トムとケンはテニスをします。)
この文は、「Tom」と「Ken」を and がむすんでいます。
- I played tennis and she played soccer. (わたしはテニスをし、彼女はサッカーをしました。)
この文は、I played tennis と she played soccer を and がむすんでいます。
「I played tennis」と「she played soccer」、文と文をむすんでいる。
- 単語と単語をむすぶ。
- 文と文をむすぶ。
このように、おなじものをむすびます。
and系の接続詞には、「or」「but」という単語もあります。
or (~か)
- Do you like tennis or soccer? (あなたはテニスが好きですか、サッカーが好きですか?)
tennis と soccer を or がむすんでいます。
but (しかし)
- She likes soccer, but I don’t (like soccer). (彼女はサッカーが好きです。しかし私は好きではありません。)
but は、まえの文の意味とは逆の内容がつづきます。
She likes soccer, but I don’t.
(彼女はサッカーが好きです。しかし私は好きではありません。)
英語では、同じ内容は省略されることがよくあります。
⇒ She likes soccer, but I don’t (like soccer).
when系 (従位接続詞)
つぎは、when系の接続詞です。
when系の接続詞を「従位接続詞」といいます。
ここでは、when系ってよんでいます。
when系の接続詞はつかい方が重要です。
まず、コチラをおぼえてください ↓
when系の接続詞のうしろには、主語・動詞がはいる。
では、さっそく例文をみていきます。
When(~のとき)
- When I was five, I lived in Canada. (わたしが5歳のとき、カナダに住んでいました。)
この文の形は、「When + 主語 + 動詞 ~, 主語 + 動詞 ~.」
when系の接続詞のうしろには、主語・動詞がはいります。
そして、さらにべつの主語・動詞がはいります。
● When + 主語 + 動詞 ~, 主語 + 動詞 ~.
When I was five, I lived in Canada.
(わたしが5歳のとき、カナダに住んでいました。)
- 赤 ⇒ whenのうしろにはいる 主語 + 動詞 ~
- 青 ⇒ さらにべつの 主語 + 動詞 ~
「When + 主語 + 動詞 ~」のうしろに「, (コンマ)」がはいるのが一般的です。
絶対コンマがはいる、というわけではありません。
when の場所をかえることもできます。
「主語 + 動詞 ~ when + 主語 + 動詞 ~.」
- I lived in Canada when I was five. (わたしが5歳のとき、カナダに住んでいました。)
意味はいっしょです。
● 主語 + 動詞 ~ when + 主語 + 動詞 ~.
I lived in Canada when I was five.
(わたしが5歳のとき、カナダに住んでいました。)
- 赤 ⇒ whenのうしろにはいる 主語 + 動詞 ~
- 青 ⇒ さらにべつの 主語 + 動詞 ~
whenの接続詞がうしろにきたときは、コンマがなくなるのが一般的です。
ほかの例文もみてみましょう。
- When he is playing tennis, he is happy. (テニスをしているとき、彼は幸せです。)
= He is happy when he is playing tennis.
- When I was studying English, my mother came home. (私が英語の勉強をしているとき、母が家にかえってきました。)
= My mother came home, when I was studying English.
例文をマークしました。
- 赤 ⇒ whenのうしろにはいる 主語 + 動詞 ~
- 青 ⇒ さらにべつの 主語 + 動詞 ~
- When he is playing tennis, he is happy.
= He is happy when he is playing tennis.
(テニスをしているとき、彼は幸せです。)
- When I was studying English, my mother came home.
= My mother came home when I was studying English.
(私が英語の勉強をしているとき、母が家にかえってきました。)
when系の接続詞は、ほかにもあります。
意味はちがいますが、つかい方はいっしょ!
because (~なので)
これ、忘れちゃダメです!
when系の接続詞のうしろには、主語・動詞がはいる。
- Because I had a cold, I went to bed early. (私はかぜをひいていたので、はやく寝ました。)
= I went to bed early because I had a cold.
例文をマークしました。
- 赤 ⇒ because のうしろにはいる 主語 + 動詞 ~
- 青 ⇒ さらにべつの 主語 + 動詞 ~
- Because I had a cold, I went to bed early.
= I went to bed early because I had a cold.
(私はかぜをひいていたので、はやく寝ました。)
if (~もし)
- If it is sunny tomorrow, I will play tennis. (もし明日晴れたら、テニスをする予定です。)
= I will play tennis if it is sunny tomorrow.
例文をマークしました。
- 赤 ⇒ if のうしろにはいる 主語 + 動詞 ~
- 青 ⇒ さらにべつの 主語 + 動詞 ~
- If it is sunny tomorrow, I will play tennis.
= I will play tennis if it is sunny tomorrow.
(もし明日晴れたら、テニスをする予定です。)
thatの接続詞
thatの接続詞は、さっきのwhen系の接続詞とつかい方が少しちがいます。
でも、thatの接続詞のうしろに 主語 + 動詞 がくることはいっしょ。
例文をみてみましょう。
- I know that he plays tennis. (わたしは、彼がテニスをすることを知っています。)
thatの接続詞の文の形は、
「主語 + 動詞 that 主語 + 動詞 ~.」
● 主語 + 動詞 that + 主語 + 動詞 ~.
I know that he plays tennis.
(わたしは、彼がテニスをすることを知っています。)
- 青 ⇒ 主語 + 動詞 ~
- 赤 ⇒ that のうしろにはいる 主語 + 動詞 ~
that に意味はありません。
「あれは」って訳さないので注意です。
ほかの例文でもみてみます。
- I think that she is cute. (わたしは彼女はかわいいと思います。)
- Do you know that he likes sushi? (あなたは、彼がすしが好きなことを知っていますか?)
- I don’t think that this book is interesting. (私は、この本がおもしろいと思いません。)
例文をマークしました。
- 青 ⇒ 主語 + 動詞 ~
- 赤 ⇒ that のうしろにはいる 主語 + 動詞 ~
- I think that she is cute.(わたしは彼女はかわいいと思います。)
- Do you know that he likes sushi? (あなたは、彼がすしが好きなことを知っていますか?)
- I don’t think that this book is interesting. (私は、この本がおもしろいと思いません。)
that の接続詞が省略されることもあります。
- I think that she is cute.
⇒ I think she is cute.
that が省略されても、主語 + 動詞 ~ の形です。
まとめ
英語の文は、主語が1つ・動詞が1つ。
これが基本です。
しかし、接続詞をつかうと、
主語が2つ以上・動詞が2つ以上でてきます。
こうやって接続詞をつかえば、1つの文に主語と動詞の数をふやすことができます。
あと、whenが「いつ?」の意味でつかわれるときは疑問詞のときです。
こちらを参考にしてみてください。
これで接続詞はおしまい~