現在形は「~です。」
過去形は「~でした。」
日本語の語尾だけで「現在形!」「過去形!」と時制を理解するだけでなく、イメージを使って理解するとグッと英語の時制が身近に感じられます(・∀・)
もちろん、現在形・過去形ほとんどの日本語訳が「~です」「~でした」となりますが、イメージ(感覚)としてわかっていると英会話でポンっと時制が決めれるようになったりします。
現在形の時制のイメージ
現在形の時制のイメージは、
このような感じ。(・∀・)
現在形は、恒久的なこと(恒久的とは、その状態が続いていること [習慣的なこと] 。一般的なことを述べる時も現在形を使います。)を表現します。
「今、ココ!」を言っているのではなく、「恒久(その状態がつづいていますよー)(習慣的なこと)」を言っています。
「その状態がつづいている」とは?
I am a student.(私は生徒です。)
いかにも学生の特権を大いに乱用している例文ですが、この例文の時制の使われ方を見てみましょう(°∀°)b
これは、「私は今、この時だけ学生です!」といったことを言っているのではなく、ある程度の過去・未来を含めた時制です。
中学・高校生であれば、昨日も学生だったし、当然明日も学生だろうといった状態。
I play tennis.(私はテニスをします。)
といった例文も、「私はテニスをする人間です」といった意味合いが含まれています。
テニスクラブに入っていて毎日練習しているかもしれないし、趣味でテニスを週に2回している人かもしれない。
恒久的(習慣的)な状態を表すときに現在形が使われます。
過去形の時制のイメージ
過去形の時制のイメージは、
このような感じ。(・∀・)
過去形は、「過去に起こったこと・やったこと」を表現します。
英語で過去形を表現する時は、動詞の形を変えます。
I played tennis yesterday.(私は昨日テニスをしました。)
I saw her last week.(私は先週彼女をみました。)
例文の「play」のように「-ed」をつけるものもあれば(規則動詞)、「saw」のように「see」から形が違うものに変わるものがあります(不規則動詞)。
そしてなによりも重要なことは、英語の時制は動詞の形で決まるということです。
文末に「yesterday」や「last week」が付いているから過去形!、と言うよりも、動詞が「played」「saw」になっているから過去形!と判断します。
過去に起こったこと・やったことは、どこまで?
過去に起こったこと・やったことの範囲は、時間軸でいうと現在より左側の部分です。
現在より左側の時間軸で起こったこと・やったことは過去形。
私は昨晩テレビを観ました。→ I watched TV last night.
私は先週の日曜日夕食を作りました。→ I cooked dinner last Sunday.
私はジャンプをしました。→ I jumped.
私はたくさんの本を買いました。→ I bought a lot of books.
日本語だけを頼りに時制を決めると危険!?
英語には、現在形、過去形以外にも「現在進行形」「現在完了形」「過去進行形」「過去完了形」…などなど時をあらわす文法がまだまだあります。
まだ「現在形」と「過去形」は区別がしやすいですが、「現在完了形」と「過去形」といった場合は日本語だけを頼りに英作文をするとよく間違えがおきます( °д°)
イメージでつかんでおけば、日本語にひっぱられることなく適切な時制がいつでも使えるようになってきます(°∀°)b
ここまで読んでいただき、ありがとうございました(__)