この記事は、分詞についてまとめてあります。
分詞は、2つあります。
それは、現在分詞と過去分詞。
現在分詞とは、動詞にingが付いた形のものです。
playingとかwritingとかgoingなどなど。
過去分詞は、動詞に-edがついたり・不規則に変化したりします。
- -edが付く場合:play ⇒ played, use ⇒ used
- 不規則に変化する:write ⇒ written, go ⇒ gone
分詞を理解するために大切なことは、形容詞の役割を知ることです。
形容詞の役割は、名詞を修飾することと補語になることです。
ということは、現在分詞・過去分詞が名詞を修飾したり・補語になったりするということです。
形容詞・名詞などの詳しい内容はコチラをご参考にしてみて下さい。
分詞を使って、名詞を修飾する
分詞(現在分詞・過去分詞)をつかって名詞を修飾してみます。
実際に例文で1つずつみてみましょう!
現在分詞(動詞のing)で名詞を修飾する
- Look at the sleeping baby.
- Look at the baby sleeping in the bed.
下線部が現在分詞です。
この現在分詞が直前・直後にある名詞を修飾しています。
①の文では、”sleeping”が後ろにある名詞を修飾しています。
分詞1単語で名詞を修飾する場合、前から名詞を修飾するのが基本です。
②の文では、”sleeping in the bed” が前にある名詞を修飾しています。
分詞を含め2単語以上で名詞を修飾する場合、後から名詞を修飾するのが基本です。
過去分詞(動詞のing)で名詞を修飾する
- I bought a used car.
- This is the book written by him.
下線部が過去分詞です。
この過去分詞が直前・直後にある名詞を修飾しています。
①の文では、”used”が後ろにある名詞を修飾しています。
分詞1単語で名詞を修飾する場合、前から名詞を修飾するのが基本です。
②の文では、”written by him” が前にある名詞を修飾しています。
分詞を含め2単語以上で名詞を修飾する場合、後から名詞を修飾するのが基本です。
分詞は動詞になれない!
分詞って動詞っぽい形をしていますが、動詞にはなれません。
なので、
- × I playing tennis.(私は、テニスをしています。)
- × I written a book.(私は、本を書きました。)
という文は間違いです。
正しくは、
- I am playing tennis.(私は、テニスをしています。)
- I wrote a book.(私は、本を書きました。)
動詞になれるのは、現在形と過去形です。
一度、ここまで学んだ文法を思い出してみてください。
現在分詞と過去分詞が単体で動詞になる文法ってないんですよね。
- 進行形であれば、⇒ be動詞 + 動詞の~ing
- 受動態(受け身)であれば、 ⇒ be動詞 + 過去分詞
- 完了形であれば、 ⇒ have / had + 過去分詞
何かとセットで使うのが基本です。
- 分詞には、現在分詞・過去分詞の2つがある。
- 分詞は、形容詞として働く。
- 分詞は動詞になれない。