この記事では、中学英文法を勉強するにあたってのポイントをまとめました。
とくに、文法の勉強をどのように進めればいいのか謎!
といった、あなたにオススメの内容です。
文法を勉強するときに意識するべきポイントは、
- 英文法の名前を覚える
- 英文法の形を覚える
- その英文法が何なのか?を深堀りする
この3つです。
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目次
英文法の名前を覚える
勉強する英文法の名前をおぼえて下さい。
「英文法の名前なんかおぼえても意味ないから」
なんて言ってる人もいますが、英文法の名前をおぼえることで整理しやすくなります。
たとえば、英文法に「不定詞」というものがあります。
【to + 動詞の原形】であらわす文法です。
不定詞の勉強をするときは、まず「不定詞」という文法の名前をおぼえます。
それから、不定詞には3つ用法があります。
- 名詞的用法
- 形容詞的用法
- 副詞的用法
ここまでくると、「あー、もう文法いやだー」
って、ほとんどの人がなるわけですよ。
たしかに、最初は専門的な用語がわかりずらいです。
ただ、最低限の文法の名前をおぼえないと整理ができないんですよ。
ちょっとべつの例で考えてみましょう。
たとえば、
- りんご
- ぶどう
- ばなな
この3つをどう分類しますか?
ほとんどの人が「果物」で分類すると思います。
- キャベツ
- レタス
- にんじん
といえば、「野菜」で分類できます。
文法もおなじです。
名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法までは覚えなくても個人的にはいいと思います。
しかし、不定詞って名前は最低限おぼえてください。
文法の名前をおぼえずに、「to + 動詞の原形」っていうものがあるよ!
だと、頭の中がぐちゃぐちゃになる原因です。
英文法の形を覚える
英文法の名前をおぼえたら、次は英文法の形をおぼえます。
不定詞という文法であれば、
- 英文法の名前 ⇒ 不定詞
- 英文法の形 ⇒ to + 動詞の原形
といった感じです。
ほかの文法でもおなじです。
- 英文法の名前 ⇒ 現在進行形
- 英文法の形 ⇒ 現在形のbe動詞 + ~ing
- 英文法の名前 ⇒ 助動詞【can(~できる)、will(~でしょう)…】
- 英文法の形 ⇒ 助動詞のうしろは、動詞の原形【助動詞 + 動詞の原形】
文法の名前をおぼえたら、その英文法の形もおぼえます。
ここまでは、覚えです。
まずは、覚えてください。
覚えないことには、始まりません。
次に、おぼえたものを深堀りしていきます。
その英文法が何なのか?を深堀りする
つぎは、「その英文法が何なのか?」を理解していきます。
ここまで、「英文法の名前」「英文法の形」をおぼえる作業をしました。
- 英文法の名前 ⇒ 不定詞
- 英文法の形 ⇒ to + 動詞の原形
つぎは、「to + 動詞の原形」がなんなのか?ってところを深堀していきます。
深掘りをやらないと、文法が使えるレベルにならないです。
深掘りしないと、結局「なんだろうね…」でおわっちゃうんですよ。
形だけおぼえても、その文法が何なのかまでわかってないと使えません。
なので、「その英文法が何なのか?」を問いかけながら文法書をよんでいきます。
不定詞を例にとると、
- 英文法の名前 ⇒ 不定詞
- 英文法の形 ⇒ to + 動詞の原形
- その英文法が何なのか? ⇒ 【to + 動詞の原形】で名詞・形容詞・副詞として使うことができる。
- 名詞として使うとは、何なのか? ⇒ 名詞は、主語や動詞のうしろにはいるもの。
つまり、主語や動詞のうしろに【to + 動詞の原形】がはいってくる。
【例文】
主語に不定詞がくるパターン ⇒ To study English is interesting.
(英語を勉強することは、おもしろいです。)動詞のうしろに不定詞がくるパターン ⇒ I want to study English.
(わたしは英語の勉強がしたいです。) - 形容詞として使うとは、何なのか? ⇒ …
このように、「それが何なのか?」をどんどん深堀りしていきます。
疑問がなくなるまで、深掘りしてください。
他の人に説明できるまで、深掘りすると最高です。
最初から完璧を目指さない
最初から1つ1つ完璧にしようと思うと、なかなか前に進んでいきません。
あとから復習もすることも考え、最初から完璧を目指さずに進むことをオススメします。
また、わからない所はネットで調べてみるのも1つの手です。
調べた結果、そこのサイトがわかりやすくて「そういうことねー!」となることがあるからです。
同じ文法でも、文法書とはちがった説明であれば理解につながることはあります。
わからない所はネットで調べてみるのもありです(°∀°)b
日をあけずに学習を続ける
文法の勉強をはじめたら、最後までつづけてください。
1つの章を終わらせて、1ヶ月放置…
みたいな感じだと、ぜんぜん先に進まずです。
また、1ヵ月前に勉強した内容も忘れてしまう orz
これではいけない。
最後まで日をあけずに、つづけることが大切です。
勉強したことは定期的に復習をする
20分後には42%を忘却し、58%を保持していた。
1時間後には56%を忘却し、44%を保持していた。
1日後には74%を忘却し、26%を保持していた。
1週間後(7日間後)には77%を忘却し、23%を保持していた。
1ヶ月後(30日間後)には79%を忘却し、21%を保持していた。
ヘルマン・エビングハウスによって導かれた、人間の脳の「忘れるしくみ」を表したものです。
暗記しても復習しなければ、明日には7割近く忘れてしまっている。
復習をせず、ただ暗記しただけだったら、1ヶ月後には8割を忘れている。
「新しいことを勉強すると、前のことを忘れていく」
っていう状態です。
先に進んでばかりだと、最初に勉強した内容をわすれてしまいます。
先に進めながらも、復習は定期的に。
オススメの復習のやり方は、
- 英文法の名前を思い出す。
- 英文法の形を思い出す。
- その英文法が何なのか?を思い出す。
そう、今までやってきた事を頭の中でもう一回やればOKです。
オススメの復習方法
1. 英文法の名前を思い出す。
前回勉強した英文法の名前をおもいだす。
例)昨日は、不定詞を勉強した。
2. 英文法の形を思い出す。
文法の名前を思い出したら、その英文法の形を思い出します。
例)不定詞とは、to + 動詞の原形。
3. その英文法が何なのか?を思い出す。
英文法の名前を思い出して ⇒ 英文法の形を思い出したら、
「その英文法が何なのか?」を思い出してみてください。
例)【to + 動詞の原形】で名詞・形容詞・副詞として使うことができる。
名詞として使うとは、何なのか? ⇒ 名詞は、主語や動詞のうしろにはいるもの。
つまり、主語や動詞のうしろに【to + 動詞の原形】がはいってくる。
【例文】
- 主語に不定詞がくるパターン ⇒ To study English is interesting.
(英語を勉強することは、おもしろいです。) - 動詞のうしろに不定詞がくるパターン ⇒ I want to study English.
(わたしは英語の勉強がしたいです。)
形容詞として使うとは、何なのか? ⇒ …
文法は、最初から順番にやっていくのが良い
英文法は、最初から順番にやっていくことをオススメします。
とくに、英語が苦手であればなおさら最初からです。
英文法の基礎ができてない人は、be動詞と一般動詞の区別ができてないことがおおいです。
× I am not speak English. (わたしは、英語をしゃべりません。)
って、ぐちゃぐちゃな文になってる事がおおいです。
「必要なさそうだから」「簡単だから」
といった理由で、基本的なことをテキトーにやると後々大変なことになります。
テキトーにやるから、
「I am not speak English.」みたいな英語になっちゃうんですよ。
また、応用文法を勉強するためには基礎文法は必須です。
TOEIC問題集の解説が理解できる
解説には、なぜこの答えが正しくて、なぜこの答えは違うのか。
そのようなことが書いてあります。
それで、解説に文法の説明が書いてある時もあります。
- ここは関係代名詞で…、とか。
- ここは不定詞で…、とか。
- ここは現在完了形で…、とか。
文法をしってれば、「あー、あれね!」って納得できます。
が、もし文法しらなかったら、行きつく先は「そーゆーものだから」と記憶に頼ることになるんですよ。
納得しながら進めたほうが、理解が深まります。
まとめ
- 英文法の名前を覚える
- 英文法の形を覚える
- その英文法が何なのか?を深堀りする
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