こんにちは、おこのです。
この記事では、英語がしゃべれるようになるためのポイントをまとめました。
- 英会話を始めたのはいいんだけど、全然しゃべれない…
- 英語がでてこなくて、言葉がつまる…
そんな経験をしている方におすすめの記事です。
思ったように英語がしゃべれない理由は、
- インプットが圧倒的に足りていないこと。
- アウトプットが圧倒的に足りていないないこと。
この2つです。
インプットが圧倒的に足りない
インプットとは、英語の知識量のことです。
英語の知識といえば、英単語・英文法といったものです。
知識量が少ないと、英語が思うようにしゃべることができません。
つまり、知ってること以上に英語はしゃべれないということです。
たとえば、英語の知識が10あるとします。
その場合、英会話で使えるのは10以下の知識です。
![インプットがないとしゃべれない](https://i0.wp.com/selfstudy-english.com/wp-content/uploads/2020/09/input-and-output-and-eikaiwa.png?resize=700%2C350&ssl=1)
11以上の知識は、いくら考えてもでてきません。
知識量が1しかない場合は、もちろん1以下のことしかでてきません。
知識がなければ、「何をどうしゃべればいいのかわからない」という状態になります。
よく初心者の方向けのアドバイスとして、
「英語が喋れるようになるためには、英語を喋りまくったほうがいい」
といったことを聞きます。
でも、それは無理だろうって思ってしまうんです。
というのも、英語の知識がない状態ではしゃべることができないからです。
インプットを増やすためにやるべき行動
![](https://i0.wp.com/selfstudy-english.com/wp-content/uploads/2016/06/input-and-output-and-eikaiwa-4.png?resize=700%2C350&ssl=1)
具体的には、英文法・英単語・発音の勉強です。
特に文法は英会話において重要です。
ただ単語をくっつけただけでは、思うように英語が伝わりません。
また、英単語力も伸ばす必要があります。
使える英単語が少ないと、表現できることが限られてしまうためです。
これは、日本語でも同じです。
語彙力のある人と、ない人では表現力に差があります。
大人と子供を比べてみるとわかりやすいです。
一般的に子どものほうが語彙力が少ないので、同じ表現をくり返すことがおおいです。
発音は、英語を正しく聞き取ってもらうためです。
ネイティブと同じくらい発音をよくする必要はありません。
誤解を招かない程度の発音で十分だと思います。
インプットをしたら、アウトプットへ
インプットを一通り終えたら、つぎはアウトプットです。
アウトプットとは、インプットした知識を実際に使うことです。
たとえ10の知識を持っていても、アウトプットしないと使えるようにならないんです。
![アウトプットをしないとしゃべれるようにならない](https://i0.wp.com/selfstudy-english.com/wp-content/uploads/2020/09/input-and-output-and-eikaiwa-3.png?resize=700%2C350&ssl=1)
アウトプットは意識的にやらなければいけません。
というのも、アウトプットする場所がほとんどないからです。
普通に日本で暮らしていたら、英語を使う機会はほとんどないと思います。
自分で意図的にアウトプットする機会をつくるしかありません。
アウトプットの具体的な方法は、瞬間英作文・ひとり言・オンライン英会話です。
瞬間英作文
瞬間英作文は、日本語の文を見て瞬時に英語の文に訳す訓練です。
最初のアウトプットの練習として非常におすすめです。
「インプットしたことを実際に使う」といっても、難しいことです。
なので、瞬間英作文で「英語の型」を身につけると英語がしゃべりやすくなります。
「こういう内容を言いたいときは、こういう英語の型で言えばいいのか~」
ということを身に付けておくと、英語でしゃべることがグッと楽になります。
英語で「独り言」を言ってみる
英語で独り言をしゃべることも、アウトプットの訓練になります。
しかもタダで効果抜群です。
瞬間英作文で身に付けた「英語の型」をもとに独り言を英語でいってみてください。
たとえば、このような独り言を英語で練習してみてください。
- 自己紹介。
- 今日あった出来事を説明する。
- 今、考えていることを言ってみる。
- 本やお気に入りのグッズを紹介をする。
- 今やっている動作を説明する。(洗い物してる、読書してるなど)
- 今後の予定を言ってみる。(遊びの予定、仕事の予定、将来の夢など)
慣れない間は、5分とかでもいいので是非やってみることをおすすめします。
慣れてきたら10分・15分と独り言の時間を増やしてみるのもいいですね。
オンライン英会話でアウトプット
コストがかかりますが、実際に英語を使って話しをすることができます。
1人で英会話の勉強してる時と全然ちがう経験ができます。
英会話では、次のような能力が要求されます。
- 相手の言っている内容を理解する。
- レスポンスの速さが求められる。
英会話は必ず相手がいます。
そのため、相手の言っている内容を理解する必要があります。
独り言は、一方的に自分が話すだけなので相手の内容を理解する必要がありません。
また、英会話ではレスポンスの速さが求められます。
レスポンスの速さとは、「聞かれたことに対してすぐ答える」ということです。
15秒ぐらい「なんて答えようかな~」って考えてたら結構長いほうです。
30秒とかだと滅茶苦茶ながいです。
一度、誰かに何か質問されたと想定して、15秒間一言もしゃべらずに計ってみてください。
結構ながくないですか?
well / Let’s see(えーっと…)といった、つなぎのフレーズを使ったとしても15秒持たせるのは大変です。
英会話は独り言と違って、英語を考える時間があまりありません。
なので、レスポンスの速さが求められます。
![初心者におすすめのオンライン英会話は 「DMM英会話」](https://i0.wp.com/selfstudy-english.com/wp-content/uploads/2020/01/online-eikaiwa_cover.png?resize=320%2C180&ssl=1)
インプットとアウトプットのバランスをとる
インプットとアウトプットは、ずーっとくり返されるものです。
インプットばかりやっていたら、アウトプットの能力が伸びず。
アウトプットばかりやっていたら、表現力が伸びず。
といったように、頭打ちになってしまいます。
英語をしゃべれるようになるためには、バランスよく勉強です。
さいごに、将棋棋士の羽生さんが書いた本「決断力」にのってた一部をどうぞ!
何かを「覚える」、それ自体が勉強になるのではなく、それを理解しマスターし、自家薬篭中のものにする ―― その過程が最も大事なのである。
それは他人の将棋を見ているだけでは、わからないし、自分のものにはできない。
自分が実際にやってみると、「ああ、こういうことだったのか」と理解できる。
理解できたというのは非常に大きな手応えになる。
なによりもうれしい。
そして、新しい発見があるとまた次も頑張ろうと、フレッシュな気持ちになれる。
英会話の勉強法・教材一覧はこちらの記事にまとめてあります。
![](https://i0.wp.com/selfstudy-english.com/wp-content/uploads/2016/04/how-to-study-eikaiwa_cover.png?resize=320%2C180&ssl=1)