こんにちは、おこのです。
今回は、part5, 6で点数を上げる対策方法についてまとめました。
- TOEIC part5, 6が自信を持って答えることができない…
- TOEIC part5, 6の対策方法がわからない…
といった場合は、ぜひこの記事を参考にしていただければと思います。
part5, 6の点数を上げるための具体的な方法を書きました。
結論、part5, 6で必要な知識は「文法」と「英単語」です。
正直、なんにも新しいことは無いです、はい。
ただ僕と同じように、
- 勉強が苦手
- 英語なんてそもそもやってこなかった
というあなたに、ぜひやってほしいのが文法の勉強と単語覚えです。
目次
TOEIC part5, 6 で「文法」と「英単語」が重要なわけ
part5の問題を大きく3つに分けると、
- 文法の問題
- 単純な語彙問題
- 品詞の問題
です。
文法の問題とは、文法の知識を使って解く問題です。
たとえば、
- 助動詞の後は動詞の原形
- I, my, me, mine のような代名詞を適切な場所でつかう知識
- 関係代名詞who, whichと関係副詞where, when の使い分け
などなど、文法の知識があれば解ける問題です。
これを、「文法の問題」と呼んでます。
つぎに、単純な語彙問題とは、選択肢の単語の意味がまったく違うときの問題です。
たとえば、選択肢の単語が以下の4つだとします。
- properly
- officially
- literally
- rightfully
全て副詞ですが、意味がちがいます。
意味が違うため、それぞれの意味を理解した上で適切な選択肢を選ばなければいけません。
もちろん、問題文に合う適切な単語が正解になります。
なので、問題文もちゃんと読めないと、どれが適切なのか選ぶことができません。
これを、「単純な語彙問題」と呼んでます。
品詞の問題とは、同じような意味の単語がずらーってならんでるパターンの問題です。
たとえば、選択肢の単語が以下の4つだとします。
- general
- generalize
- generally
- generalized
全て同じような意味ですが、品詞が違うため使い方がちがいます。
これを「品詞の問題」と呼んでいます。
「文法の問題」の対策
文法の問題の対策は、英文法を勉強します。
中学英文法からはじまり、高校英文法まで学習しておくと文法問題の正答率はガッツリ上がります。
とくに、中学英文法の知識は100%いります。
中学英文法は、マスターしておく必要があります。
中学英文法は基本中の基本です。
part5, 6 以外でも中学英文法は使えるのでやっておいて損はありません。
高校英文法の知識も、必要最低限はほしいです。
めちゃめちゃ厚い文法書はやる必要はありませんが、必要最低限のっているものはやっておく必要があります。
僕は、高校英文法書として「Evergreen」と「Next Stage」ネクステをおすすめしています。
しかし、どちらとも厚い部類にはいる文法書…
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「単純な語彙問題」の対策
単純な語彙問題は、単語帳で単語覚えです。
TOEIC対策なので、TOEICに特化した単語帳を使って覚えるのが一番効率がいいです。
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著者のTEX加藤氏が本番のTOEIC試験に出る単語を分析し、その中の頻出単語を収録した良書です。
もし、全般的に単語が苦手だと感じる場合は、こちらの究極の英単語がおすすめです。
究極の英単語は、使用頻度が高い順番にまとめられている単語帳です。
僕自身も、究極の英単語を中心に単語覚えをしました。
- properly(適切に、ちゃんと)
- officially(公式に、正式に)
- literally(文字どおり)
- rightfully(正当に、当然ながら)
「品詞の問題」の対策
品詞の問題は、「単語の知識」と「文法の知識」があれば解ける問題です。
特に、文法に含まれる「文型」の知識が必須です。
文型がわかると、どの品詞が、どの位置に入るのか想定できます。
たとえば、
- O(=目的語)の位置にはいる品詞は「名詞」
- S(=主語)の位置にはいる人称代名詞は、「主格の代名詞」
- 名詞を修飾する品詞は、「形容詞」
- V(=動詞)を修飾する品詞は、「副詞」
このように、品詞によって使える場所や役割がちがいます。
あと、単語をみて品詞の種類がわかるようになっておかなければなりません。
似たような単語だけど、語尾の形で品詞が異なります。
- general(形容詞)
- generalize(動詞)
- generally(副詞)
- generalized(形容詞 [過去分詞])
どれも、「一般」という意味を表す単語です。
しかし、品詞が違うので使える場所が異なります。
TOEIC part5, 6のテクニックは覚えたほうがいいのか?
テクニックは、余裕があれば覚えておいてもいいと思います。
もちろん、テクニックはやらなくてもTOEICで高得点は取れます。
テクニックは、問題を速く解くのに役立ちます。
ただ注意点としては、テクニックだけに頼らないということです。
文法・単語の知識がある前提でテクニック的な知識を覚えましょう。
TOEICは、テクニックだけで高得点をゲットできるテストではありません。
基本的な文法・単語の知識がないと100%点数が伸び悩む原因になります。
テクニックは、ドーピングみたいなものです。
文法・単語の知識がゴリゴリある人がドーピングしたら強くなるのは間違いないです。
ただ、文法・単語の知識がヒョロヒョロの人がドーピングしたところで、たいして強くなりません。
テクニックは覚えてもいいけど、文法・単語をカンペキにしてからやりましょう。
TOEIC Part5, 6 おすすめの書籍
1駅1題 新TOEIC TEST文法特急
主に、TOEIC part5に関する対策本です。
問題数は少ないですが、TOEICで確実に出題される問題が収録されています。
文法特急2 もあります。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
問題数・問題の質ともに良し!
全ての問題を完璧にする価値のある良書です。
公式問題集で仕上げ
公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 6
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最後の詰めとして、本番の前に公式問題集でPart5, 6の仕上げです。
間違えた問題は、なぜ間違えたのか理由を明確にしておきます。
また、くり返し復習もしておきます。
問題集を1回やっただけでは、なかなか定着しません。
僕のように勉強が苦手・嫌いであれば復習は必須です。
何回も問題集を解いて、なぜこの解答になるのか頭の中で再現しながら解いくやり方がおすすめです。
解答を頭の中で再現できるようになると、忘れにくくなります。
「解答を頭の中で再現する」とは、どのような理由でこの答えになるのか説明できる状態にすることです。
注意点としては、解答を暗記するのではなく、解法を再現します。
解答を暗記しても、単語が変わると解けなくなります。
時間も意識して解く
テスト本番は、時間制限があります。
しかも、リーディングパートってけっこう時間がカツカツじゃないですか?
なので、問題集を解いてるときから時短で解く練習をしておく必要があります。
Part5, 6の後には、Part7(長文)が待ってます。
Part5, 6を短い時間で解ければ、長文に時間を割くことができます。
この記事のまとめ
part5, 6で必要な知識は「文法」と「英単語」
part5の問題を大きく3つに分けると、
- 文法の問題
- 単純な語彙問題
- 品詞の問題
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